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簿記論のおすすめのテキストを紹介!日商簿記試験の合格を目指す!

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メモをとるビジネスマン

税理士試験でカギとなる簿記論。

短期間で合格を目指すなら、日商簿記試験・全経簿記試験などの知識をつけておくことが効率的な勉強に役立ちます。

この記事では、短期間での勉強で簿記試験に合格できる定番のテキストや会計サイトを紹介します。

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予備校(専門学校)で使われている簿記論のテキスト

予備校の簿記論の講義でよく使用されているテキストを紹介します。

TAC: スッキリわかるシリーズ

TAC出版のスッキリわかるシリーズは、初学者が短期間で合格するために作られたテキストです。

テキスト+問題集で1冊の本となっているので、問題集を追加的に購入せずとも、試験合格を目指せます。

日商簿記初級から日商簿記1級までシリーズで揃っているので、自分の知識に合わせてテキストを選べるのも魅力の一つです。

 

多くの受験生が利用するスッキリわかるシリーズは、実際にTACで講義を担当する講師が作成に携わっているので、最新の試験傾向も反映されています。

ストーリー仕立てのテキストとなっているので、初学者でも安心してラクラク合格を目指せるテキストです。

TAC: よくわかる簿記シリーズ

TAC出版のよくわかる簿記シリーズは、詳細な解説が魅力のテキストです。

同じTAC出版のスッキリわかるシリーズは、短期合格を目指して必要な箇所だけを勉強するようになっているので、論点を網羅的には勉強できないという欠点があります。

近年の日商簿記試験では、級が上がれば上がるほど、新しい問題傾向が出てきているので、よく出るところだけを勉強して、なぜそのように仕訳するのかがわかっていないと、思うように得点できなくなる可能性があります。

そこで生きてくるのが、一つの論点に対して充実の解説を施したこのテキストです。

 

実際にTACの簿記論の講義において使われているよくわかる簿記シリーズは、講義の説明をきいたあとに利用しやすい設計になっていますが、独学でも利用しやすいテキストです。

 

スッキリわかるシリーズが発売されるまでは、このテキストが一番人気のテキストでした。

論点を一つ一つ積み重ねて消化していきたい人に特におすすめできるテキストです。

大原: 大原で合格るシリーズ

大原の合格る(うかる)シリーズは、簿記・会計予備校大手のTACと並び双璧をなす大原簿記学校が出版しているテキストです。

 

大原のテキストの特徴は、出題されやすい論点だけを重点的に勉強できるところにあります。

出題傾向を綿密に分析し、出ない論点や誰でも得点できないような難しい論点を省き、出題されやすく確実に得点しなければならない論点だけを効率的に勉強したい人に向いているテキストです。

 

大原のテキストは、高校・大学・企業研修などでも利用されている、定評のあるテキストです。

昔から簿記・会計の指導と言えば大原と言われていた大原のメソッドが存分に収録されたテキストです。

CPA: いちばんわかるシリーズ

TAC・大原に続き、公認会計士試験の受験指導において圧倒的な合格実績を誇る人気スクールであるCPA会計学院が出版するテキストです。

簿記学習Webサイト『CPAラーニング』の公式教科書として採用されているので、動画と合わせて学習を進めたいという人におすすめです。

CPAラーニングは、簿記の学習をはじめたばかりの人から、公認会計士を目指す人まで幅広く利用できるWebrサイトなので、この教科書を使って勉強していない人にもおすすめできます。

一人でテキストを使って勉強するのは不安という方でも安心して勉強できるテキストです。

テキストと問題集はわかれているので、問題集と合わせて利用することになります。

平易な例題とわかりやすい解説、出題されやすい論点の問題など、短期間であっても効率的に勉強できる構成になっているのがこのシリーズの魅力です。

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大学で使われている簿記論のテキスト

簿記論は大学の講義でも扱われます。

ここでは、簿記論の講義でよく使用されているテキストを紹介します。

検定簿記講義シリーズ

検定簿記講義シリーズは、大学で講義を担当する教授が書いた定番のテキストです。

大学での簿記の講義と言えば、このテキストが利用されるケースが多いです。

 

検定簿記講義シリーズは、大学のテキストらしく、端的に説明されているのが魅力で、他のテキストと比べると圧倒的に安いことがポイントです。

検定簿記講義シリーズのテキストと問題集を一緒に買っても、予備校のテキスト1冊分程度と、安く購入できるのも強みの一つとなっています。

 

テキスト内に含まれている例題も厳選された良問揃いで、出題されやすい重要な論点を逃さず消化できるテキストです。

まず1冊きちんとしたものを揃えたいということであれば、このテキストで勉強を始めるのがおすすめです。

現代簿記会計の基礎

現代簿記会計の基礎は、日商簿記検定3級から2級の要点を、わかりやすく解説したテキストです。

1冊買えば、日商簿記試験2級の論点まで学習できます。

現代簿記会計の基礎には、多くの例題が盛り込まれていて、それに対する理論的な解説が充実しているテキストです。

「なぜこうなるのか?」がわかるテキストとして、定評のあるテキストとなっています。

 

 

簿記・会計について包括的に把握し、理論と技術が身につけられるよう構成されているので、簿記を理論的に学習したいという方におすすめのテキストです。

基本簿記原理

基本簿記原理は、簿記を専門とする学者が書いた簿記のテキストです。

日商簿記3級合格を目指せるレベルのテキストとなっています。

丁寧な解説で、普通は説明されていないような事項も説明されており、玄人向けのテキストと言えるでしょう。

 

様々な教授がそれぞれの章を担当している関係で、章ごとの細かい説明に少しレベルの違いがあるものの、全体的にわかりやすい構成、説明となっているため、大学の講義でも実際に利用されているテキストです。

 

巻末には練習問題も掲載されるなど、簿記初学者にもおすすめできるテキストとなっています。

教養としての簿記

教養としての簿記は、ゼロから簿記を学ぶ人に使いやすいテキストです。

大学の教養科目として簿記を勉強する人向けに書かれたテキストなので、簿記に全く触れたことがない人でもわかるような説明が魅力のテキストとなっています。

教養としての簿記とタイトルにあるとおり、簿記の理論が平易に説明されているのが魅力です。

 

練習問題などが豊富に用意されているわけではないので、まずはさらっと簿記を勉強してみたいという人におすすめのテキストとなっています。

 

 

ただし、教養レベルのテキストなので、より高度な簿記を勉強したい場合には別のテキストを用意する必要があるでしょう。

まとめ

短期間で簿記論を修めるためには、良書で勉強するのが一番です。

ここでは、税理士試験でも定評がある予備校のテキスト、厳密な説明で提供のある大学で利用されているテキストを8つ厳選して紹介してきました。

 

今の自分のレベルにあったテキストを利用すれば、どのテキストを利用しても効率的に勉強を進めることができるはずです。

 

簿記の学習には、テキストを読むというインプットだけではなく、問題演習に取り組むというアウトプットが特に重要となります。

テキストで満足せず、積極的に問題演習を行ってアウトプット重視の勉強をしてみてください。

Profile レックスアドバイザーズ

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