企業別インタビュー
専門性を磨き、キャリアの幅を広げる ── ユニヴィスで飛躍する会計士のキャリア
更新日:2026.02.10
次のキャリアを迷う公認会計士は、どのような経験を積めばその価値を高められるのか。監査法人、ベンチャーでのIPOを経てFASにたどり着いた会計士が、「専門性」と「キャリアの幅」の両方を得られるユニヴィスFAS事業部のリアルな成長環境を語る。
AIが進歩を続けるなか、人によるM&Aの実務支援ニーズが高まり続けている。
そのなかで、ユニヴィスグループのFAS事業部は、財務デューデリジェンス(DD)やバリュエーションを中心に、成長企業の意思決定を支える専門サービスを拡大している。
ファンドや上場企業からの相談が増え、案件の継続受注率も高い状況で、監査法人出身者・コンサル出身者・事業会社の管理部門経験者など、多様な経歴を持つ人材が集まっているのが特長だ。
今回話を伺ったのは、公認会計士でシニアアソシエイトの遠山寛明氏。
監査法人での金融監査、ベンチャー企業での管理部門立ちあげ~IPO達成といった幅広い経験を持ち、現在はFAS事業部の中心メンバーとして活躍中。
監査、事業会社、コンサルという三つのステージを経験している遠山氏だからこそ語れる、「ユニヴィスという職場の魅力」と「会計士のキャリア選択のリアル」。
そのキャリアの歩みから現在の業務、チームの雰囲気、働き方までを伺った。
監査法人からベンチャー企業に飛び込みIPOを実現
ユニヴィスグループFAS事業部のシニアアソシエイト、遠山寛明公認会計士
まずはこれまでのご経歴について教えてください。
遠山寛明氏(以下、遠山):大学卒業後に有限責任監査法人トーマツへ入社し、金融事業部で4年間勤務しました。主に金融機関向けの会計監査を担当し、融資・投資など金融機関特有かつ主要な勘定科目を扱う環境にいました。スポットでデューデリジェンスに関わる機会はありましたが、基本は内部統制監査、会計監査を中心に従事していました。
当時は金融機関特有の業務に関与できた一方で、大規模な組織のなかで役割が明確に分かれていたため、「もう少し広い範囲で、より自分が会社の事業成長を後押しする仕事をしてみたい」という気持ちが徐々に強くなっていきました。
次はベンチャー企業へ。ベンチャーを選択した理由は何だったのでしょうか。
遠山:自分が“当事者”として会社づくりに関わりたい思いが強くなった点が理由です。そこで、サービス開始から1年以内だったベンチャー企業への転職を決断しました。管理部門の正社員一人目としての入社だったので、経理・経営管理・社内体制などなんでもやることが求められました。
監査法人のときとは全く違う環境で、組織の形がまだ定まっていないからこそ、自分で仕組みを整えながら走る日々でした。
スタートしてすぐのベンチャーにジョインし、そこからIPOまで経験されたそうですね。
遠山:いわゆるベンチャー企業だったので、事業や社内の状況も日々大きく変化していきました。そのなかで、管理部門としても月次決算の仕組みづくり、内部統制の整備、監査法人や証券会社、取引所とのやりとりなど、日々やることが増え続ける状態でしたが、そこからIPOまでたどり着くことができました。
この5年の経験のなかで、事業会社の管理部門の一因として、“事業が成長していく過程”と“仕組みが整う過程”が併存する環境に携わったことは、その後のキャリアに生きていると思います。
IPOは非常に大きな経験だったと思いますが、再度転職を考えられた理由は?
遠山:一社の内部に深く入り込み、成長を支える経験ができたので、「次のステージに進みたい」と思い始めました。私が公認会計士資格を持っていたことと、運よくIPOを達成できたことから、当時の転職活動ではありがたいことに多数の企業から引き合いがありました。
一方で、「このように複数の企業から引き合いがあるのであれば、自分の知識や経験を複数の会社に還元できる環境にいたほうがいいのでは?」という気持ちが明確になった点が、コンサルに戻ったきっかけでした。
なぜユニヴィスを選ばれたのですか?
遠山:まず、年齢層が近いメンバーが多いことが大きかったです。代表も同世代。働くイメージを抱きやすいと感じました。また、ベンチャーのサイズ感が自分の肌感と合っていたのも理由の一つです。
監査法人時代のようにプロジェクトベースで動く文化がありつつ、事業会社で身につけた“組織を整える視点”も生かせる環境だと思い、ユニヴィスに決めました。
ベンチャーでの経験をコンサルとして多くの企業に還元
続いて、現在の主な業務について教えてください。
遠山:メインはやはりM&Aの財務税務デューデリジェンスです。対象企業の財務状況を調査して、買い手企業が意思決定するための材料をそろえる業務になります。数字やビジネスの背景を読み解きながら、どこにリスクや注意点があるのかを見極める作業が多いです。
案件によっては組織再編を含む対象会社の税務リスクの検討を目的とした税務DDや株価算定(バリュエーション)も行います。公認会計士試験での学習内容や、これまでの会計監査、事業会社での管理部門での経験が生きつつ、実務上でクライアントがどの点を気にしているのかにも触れることができるので、非常に学びのある業務だと思います。
関与されている案件の規模はどれくらいですか。
遠山:対象企業の年商は本当に幅広いです。数千万円規模のベンチャー企業もあれば、数億円〜数十億円の会社もあります。私が担当したなかでは、20数億円の年商規模の企業もありました。
案件規模によって見るべきポイントや資料の量も全く違います。規模が小さい会社でも、「今後伸びる領域なのか」「管理体制はどうか」など、数字以外の背景を見る場面が多く、会計士としての視野が広がる業務だと感じています。
並行して担当する案件数はどれくらいですか。
遠山:平均すると2〜3件です。もちろん繫忙期・閑散期の波はあって、多いときは4〜5件を並行していた時期もあります。ただしこれは瞬間的にという感覚で、ずっとその件数を抱えているわけではないです。案件が重なるときは業務量が多くなりますが、逆に落ち着く時期もあるので、1年を通じてメリハリがある職場であると感じています。
チーム体制はどのようなイメージですか。
遠山:財務・税務DDの場合は、4〜6名ほどのチームで動くことが多いです。社内のメンバーは公認会計士、税理士やUSCPAを含む有資格者だけでなく、その他の会計バックグラウンドを持つメンバーが多いです。チーム制で進むので、それぞれの役割分担がしっかりしています。
また、ユニヴィスでは法務デューデリジェンスは法律事務所と連携して行う案件もあります。我々の側で担当する財務・税務エリアと法律事務所が担当する法務・労務エリアで、必要に応じて相互連携を取りながら業務を進めています。
DD以外の業務にも関わっているのでしょうか。
遠山:直近ではクライアントの要望で、DDを実施した企業に対する経理支援を含むPMIのリクエストが来ることがあります。私は事業会社での経理経験を活かして、クライアントへの提案の場に同席させていただくことが増えてきました。
ユニヴィスはグループとして、買収判断や買収後のPMIなどを含めて、クライアント企業の財務・会計に係る領域を一気通貫でサポートできる体制が存在します。必要に応じてプロジェクトの全体像を理解する機会もあるので、DD以外の領域を知るきっかけも多いと思います。
なぜユニヴィスはクライアントにリピートされるのか
案件の依頼経路はリピートが多いのですか。
遠山:そうですね。ファンドや上場企業からのリピートが多いです。一度ご依頼いただいた企業から継続して声をかけていただいたり、担当者が異動先から新しい案件相談をくださったりもあります。
それ以外に、知人からの紹介で新規の相談をいただくケースもあるので、常に何らかの案件が動いているような状態にはあります。
リピート案件が多い理由はどこにあると感じていますか。
遠山:一番は提出物(レポート)のクオリティだと考えています。DDのレポートは買い手企業が最終的に「買う・買わない」を判断するための重要な材料です。必要な情報を抜け漏れなく丁寧に作りこむことを意識しています。
数字の説明だけではなく、なぜその状況になっているのか、今後どう影響し得るのかなど、会計士としての視点を加えて解釈する。クライアントにとって実務的な判断材料になるレポートを作るように心がけています。
「精度が高い」という評価は実際にありましたか。
遠山:はい。特に印象に残っているのは、「ディールブレイク寸前だった」という案件です。こちらが指摘した情報が事前察知につながり、適切な判断をできたケースでした。内容を詳しくお話しすることはできませんが、こうした経験が積み重なってリピートにつながっているのだと思います。
ユニヴィスは少数精鋭と聞きましたが、仕事のクオリティを維持するのは大変ではないですか。
遠山:人数が少ないので、一人あたりの関与度が自然と高くなります。案件の初期段階から最後まで関わるため、経験が“点”ではなく“線”で積み上がる感覚がありますね。
同じクライアントの案件が複数回続くことも多いです。それにより、クライアントがどこを重視しているのかという理解が蓄積される。これが、次の案件でより精度の高いアウトプットを可能にしていると考えています。
深く経験値を積める環境なのですね。
遠山:はい。中堅のメンバーが多く、プロジェクトごとに経験者がちゃんといるので、難易度の高い案件でも相談しながら進められます。提出物のクオリティを支えているのは、個々のスキルだけでなく、この「ナレッジの蓄積」と「チームの連携」だと思います。
多様なバックグラウンドを持つ専門家集団。ユニヴィスで働くメンバー
少数精鋭のユニヴィスでは、どのようなバックグラウンドの方が働いていますか。
遠山:監査法人出身の公認会計士がもっとも多いです。長い監査法人での経験をお持ちの方も多く、監査の基礎をしっかり押さえたメンバーがそろっている印象です。そのうえで、事業会社やその他のFASといった複数ステージのキャリアを経験している人もいます。
私自身もこのパターンです。監査法人での監査経験、事業会社の管理部門での“会社の内側”の経験、そしていまのFAS領域と、様々な立場から企業を見てきました。
コンサル経験者だけでなく、未経験者も多いですか?
遠山:コンサルファーム出身者も複数所属しています。その他、USCPAを勉強中のメンバーもいますし、税理士のメンバーと一緒に案件を進めることもあります。FAS未経験で入社したメンバーも、案件を通じて知識をどんどん吸収していっている印象です。
専門領域は違っても、それぞれが“会計を軸にした専門職”という共通点を持っている。プロジェクトごとに経験を補い合いながら進められる環境です。
チームとしての雰囲気はいかがですか。
遠山:全員、基本的に真面目で前向きであると感じています。専門知識を磨きたい、もっとできることを増やしたいという姿勢の人が多いです。案件の特性上、納期が短く、集中しなければいけないときもあります。大変な時も多いですが、そこに前向きに取り組むタイプが多い印象です。
ユニヴィスは中堅層が厚いので、若手の相談先がしっかりあるのもメリットになると思います。監査法人でのマネージャー経験がある人、事業会社で実務の最前線を担っていた人など、多様な経験を持つメンバーがそろっています。多様なバックグラウンドを持つメンバーがいることで、視野が広がる環境だと感じます。
事業会社からコンサルへというルートも多いのですね。
遠山:一定数いると感じています。そもそも監査法人のように、周囲が同じ会計士であったり、応対先も同じく会計業務に従事しているメンバーだったりという環境と、事業会社の管理部門のように複数職種の従業員の応対をする立場では、全く異なってきます。人によってはそのような事業会社の環境が合わず、監査法人やコンサルティングファーム、FASなどに転職される方も多い印象です。
ユニヴィスは、監査法人やコンサルで培った“専門家としての働き方”を発揮しやすい環境です。そうした人が力を出しやすいと実感しています。
20代でマネージャーになるメンバーも。ユニヴィスで活躍する人物像
あらためて、ユニヴィスで活躍できるのはどのような方なのでしょうか。
遠山:一番は、知識欲が旺盛な方だと思います。DDは対象企業の会計処理の背景や業界の慣習など、“知識と経験の幅が広いほど見えること”が多い業務です。案件ごとに学ぶポイントが違うので、新しいことを吸収していく姿勢がとても大切だと考えています。
若手でも活躍できるイメージがあります。
遠山:その通りですね。実際に、20代でマネージャーになっているメンバーもいます。ユニヴィスでは年齢ではなく実力で評価されますし、評価も年2回あるので。成果を出せば早いタイミングで次のステージに進むことができます。
監査法人出身の方だと、入社後半年ほどでアソシエイトマネージャーに進むケースもありました。1年半ほどでマネージャーになるメンバーも多いです。
業務の幅が広いというのも特長ではないでしょうか。
遠山:メインはDDですが、バリュエーションやPMIなど、クライアントの状況によって関わる領域が広がることが十分あります。
くり返しになりますが、ユニヴィスは少人数体制です。担当者が手を挙げれば挑戦できる環境が整っているとも言えます。実際、クライアントの要望から新しいサービスラインを提案したこともありました。
経験が少なくても大丈夫でしょうか。
遠山:業界ごとに特徴はありますが、特に財務・会計の基本的な知識・構造は必要だと考えています。やはり、事前準備として最低限の知識・情報をインプットしておくのは、クライアント企業に対しても必要なマナーかと考えています。
大切なのは、「知らないからやらない」ではなく、知らないからこそ学び、確認するというスタンスだと思います。
ユニヴィスが求めているのは、まさにそのスタンスを持つ人だと。
遠山:専門性を磨きたい、経験の幅を広げたいという気持ちの強い方には、とても合う会社だと思います。業務が集中して繁忙になってしまう期間もありますが、そのぶん得られる知識や実務感覚は必ず自分の力になると考えています。
柔軟なワークスタイルでやりがいと忙しさの良いバランスを実現
業務の忙しさや働き方について教えていただけますか。
遠山:デューデリジェンス業務は、クライアント側のスケジュールに左右される部分が大きいです。納期が短いことも多いので、やはりどうしても忙しい時期はあります。監査法人のように「決まった繁忙期」があるわけではなく、案件の動きに合わせて一定の波があるというイメージです。
特に、案件が複数同時に動いているときは短期間で集中的にタスクを進める必要があります。日々の優先順位の付け方やタスク管理が重要です。反対に、案件が落ち着く時期は徐々に空きができてくるので、その時間を使って代休や有給を入れてリフレッシュしたり、知識のインプットに充てたりする社員も多いです。
働き方を調整するのは難しいですか?
遠山:ユニヴィスは働き方の柔軟性が高いので、調整しやすいと思います。出社の時間もある程度柔軟。クライアント対応さえ問題なければ、適切に時間を使いやすい環境です。
業務の波に合わせて集中するときは集中し、休むときはしっかり休むというメリハリをつけて働くスタイルが浸透しています。
夏季休暇もあると伺いました。
遠山:夏季休暇も付与されています。DDやバリュエーションなどの業務はどうしても短期集中で連続した稼働になることが多いので、会社としてもまとまった休みを取ってもらう文化があります。実際、夏季休暇をうまく使って海外旅行に行く人もいますし、家族と過ごす時間にあてる人も多いですね。
忙しさと自由度のバランスがポイントなのですね。
遠山:そう思います。忙しいタイミングはもちろんありますが、自由度の高い働き方ができるので、自分でリズムを作れるタイプの方には合っていると思います。
案件のなかでの役割が明確なので、プロジェクトがピークに入るタイミングや気を抜けないポイントも把握しやすくなっています。そうして仕事の流れを適切につかめる点も、働きやすさにつながっているのではないでしょうか。
ユニヴィスグループの転職求人情報
ユニヴィスで働く魅力とは?転職を考える会計士へのメッセージ
最後に、ユニヴィスへの転職を検討されている会計士の方へメッセージをお願いします。
遠山:ユニヴィスは、M&Aやファイナンスの知識を身につけたい人にとって、非常に良い環境だと思います。案件ごとに学ぶことが多く、実務のなかで得られる気づきも非常に多いです。
特にDDは数字の裏側にある「会社の実態」に触れることができる業務なので、会計士としての幅を広げたい人に向いていると思います。
実際に働いてみて、どのような環境だと感じていますか。
遠山:専門知識を深めたい、さらに経験を積みたいという人にはとても合っている環境です。先ほど言ったように、ユニヴィスはやりたいことに手を挙げれば挑戦できる会社なので、主体的に動ける方にとっては魅力が大きいのではないでしょうか。
また、クライアントの成長フェーズに寄り添う場面も多く、「自分が企業の判断を支えている」という実感を得られるのが、仕事の面白さにつながっていると思います。
転職を迷う方へのアドバイスをお願いします。
遠山:業務の特性的に忙しい時期はありますが、そのぶん知識や経験が確実に積み上がる仕事です。くり返しになりますが、集中して取り組まなければならないときはあります。しかし会計士としての専門性を磨きたい人、幅広く学びたい人にとっては、とてもやりがいのある職場だと思います。
知識欲があって、前向きに仕事に取り組める方であれば、きっと楽しめるはずです。そのように前向きな意向をお持ちの方と一緒に働けたらうれしいです。
大変さも成長の糧。
遠山氏のお話を伺い、ユニヴィスではこれまでのキャリアをさらに積み上げて活躍できることが伝わってきました。
インタビュー、ありがとうございました。
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