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経理は企業に何年勤めたら転職しやすくなる?について解説!!

経理の転職お役立ち情報

経理の転職で有利な資格や経験

経理職は転職市場においてとても人気のある職種です。
つまり、転職市場において経理職での競争率はとても高く、転職活動が自分の思うようにいかないことが多いと言われています。

 

しかし経理という職種は伝票処理や仕訳入力、決算や税務申告書の作成・連結決算などといった普段は聞き慣れない言葉が多くあり、専門性が他の職種よりも高いといわれています。

 

では、その専門性を高めるにはどうすればよいのでしょうか。
まず考えられることは、資格を取得して知識を得ることです。
しかし、知識を得ても現場でどのように使うかが問題です。

 

では、その知識を最大限に活かせるようにするにはどうすればよいのでしょうか。
それは、現場での経験です。現場での経験を通して知識を使えるものにすることで、専門性が高まってくると言えます。
このことから、経理の転職市場においては、経験年数があればより有利になってくるといえます。

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そもそも転職市場において経理は何年目での転職が多いの?

転職市場において何年目に転職することが多いのでしょうか?

 

ある調べでは、3年以内に辞めた人の合計は、全体の66.4%を占めていることがわかりました。
その中で3年目の社員の転職率がもっとも多いという結果が出ました。

 

では、なぜ3年目の社員が多いという結果が出たのでしょうか。
「石の上にも3年と言われてきた」という意見や「続けていればやりがいが見えてくると思った」などの意見もありましたが、一番多かった意見が「仕事が身に付くには3年かかるから」という意見でした。
つまり、転職に有利だと考える人が多いとのことでした。

 

確かに、経理2年目までは伝票作成や仕訳入力など基本的な作業が中心であり、経理という仕事に慣れるという意味合いが多いです。
2年目までだと、経理事務やアシスタント的な業務内容が多く、転職市場において企業が求める人物像とは合わないということが多いです。
現実として、応募条件のなかに経験年数3年以上を掲げている求人も多くあります。

転職の理由は?

結論から言うと、転職の理由は人それぞれです。
それは個人の考えや環境によって異なるからです。

しかし、その中でも最も多い理由が給与が低く、昇給が見込めないといったことが多く挙げられます。
その次に多いのがキャリアアップや昇進が見込めないといった理由です。
つまり、勤めている会社に対する不満が多いです。
その中でもより高い給与や待遇を求めるケースが多いです。

こんな状況なら転職した方がいい

終身雇用や石の上にも3年という言葉も今や昔の話です。
会社が人を選ぶというのと同時に人が会社を選ぶ時代でもあります。

 

例えば、今の会社で人間関係の修復が難しいのであれば、転職をするという選択肢もまた一つです。
集団無視とまでもいかなくても、なんとなく疎外感を感じたりしてストレスを溜めて仕事をするのはかなりつらいと思います。ですので、そのような事態になったら転職をして心機一転するのも一つです。

 

他には、労働環境が明らかに悪かったり、昇進の見込みが全くないといった待遇面の悪さも転職の理由の一つになり得ます。
経理という仕事であれば転職する際にも仕事環境だけを変えて、同じような仕事ができる可能性も高いです。

 

経理は会社の業績が良ければ、業務拡大にともなう増員募集がありますし、業績が悪い企業であっても、管理部門を縮小化が決定しても経理人員を完全に消したりすることはできません。
したがって、転職という選択肢も状況によってはかなり良い選択肢の一つです。

何年経理の経験があれば転職した後活躍できるの?

経理という仕事は、会社によって異なってくる部分はありますが、大体の流れが同じであることが多いです。では、何年経験があればどんなことができのでしょうか。

 

一般的な経験年数とスキルレベルの関係を紹介します。

3年未満

主に役職なしの担当者レベルであり、基本的な業務を行います。

3年〜5年

経理の実務経験が3年以上5年未満の社員は、事業計画にもとづいた資金繰りを行う財務の仕事をしているケースや経理のリーダークラスであることもあるので、転職後でも活躍ができる年数といえます。

10年以上

10年以上勤めている社員は、管理職経験のある人が多いので、転職後でもキャリアアップなどできる可能性は高いです。

転職市場において何年経理の仕事をしてたかによって評価は変わってくるの?

基本的に経理のない会社は存在しません。

 

例えば、経理部に欠員がでてしまったなどの緊急事態があったとします。
そのようなケースだと、新卒をゼロから育てる時間はありません。
大体の場合、経理の経験者を募集します。
そのため転職市場で経理の募集は絶えません。

 

帳簿記入や決算業務で各種会計資料を作成するには専門知識が必要です。
つまり、前職でどのくらいの経験年数があるか、どのような経験をしてきたのかなどが重要視されます。

 

では、年数によってどのくらい転職活動が変わってくるのでしょうか。

未経験

転職市場というものは、どうしても即戦力を求めがちです。
企業の採用担当者が誰を採用するか比較したとき、未経験者がどうしても見劣りしてしまうのはやむを得ません。
そのため、未経験からの経理の転職は難しいと一般的に言われています。

 

ただ、20代の若手社員であれば人柄が社風とマッチしていると判断をされれば、転職できる可能性は高いと言われています。

3年未満

1年未満の転職になりますと、短期離職として扱われてしまうため、あまり印象が良いとは言えませんが、2〜3年の経験があれば、経験者として扱ってもらえる可能性は高いです。
しかし、3年未満だと業務の幅が狭いという印象があるため、企業の求めるレベルとマッチすることをアピールできれば転職が成功する可能性は高くなります。

3年〜5年

実務経験がそのくらいあると、採用担当も確実に経験者として見てもらえるため、あとは、自分のスキルによっては年収アップも狙えます。

10年以上

10年以上になると、管理職としての経験もある人が数多くいます。
そのため、転職先でも豊富な経験があると認識され、重宝されます。

転職市場において経理の仕事は何年してると有利なの?

経理の転職市場においては、専門性が高い職業であるため、長ければ長いほど良いとされていますが、果たしてそれはどの企業にでも当てはまるのでしょうか。

企業による

企業の規模や業種などによって、同じ経理でも業務内容が異なるケースがあります。

 

例えば、建設関係だと経理事務だけを10年以上勤めた社員よりも建設関係の経理を3年勤めた社員の方が需要があります。
つまり、前職でどのような業種・職種を経験をしたかによります。

資格があれば有利になるの?

結論としては、有利になります。
簿記1級、税理士などは取ろうと思っても簡単に取れる資格ではないため、専門的知識があると評価される可能性は高いです。
企業によっては、採用の段階でふるいをかけるために簿記2級を取得していることを前提としている求人もあります。

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まとめ

転職市場においては、実務経験が長ければ長いほど良いと言われがちですが、経理に関してはどのような経験をしたかなどの専門性を重視する傾向にあります。

Profile レックスアドバイザーズ

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