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転職失敗談vol.2:多忙な現役公認会計士。面接への準備不足が命取りに

転職マニュアル

面接中の公認会計士

税理士や公認会計士、経理は専門性を持つ職種です。

転職する時には、魅力的な求人にたくさん出会うでしょう。

そのぶん、失敗したと感じた時に失望が大きくなりがちです。

大切なのは失敗談から学んでおくこと。

税理士や公認会計士、経理に特化した転職エージェントであるレックスアドバイザーズで、求職者からヒアリングした実際に経験した失敗と、キャリアアドバイザーによるアドバイスをお話します。

 

公認会計士のBさんは、転職活動に気合十分。

意欲的に応募し、書類を通過するも思わぬ失敗をしてしまいます。

意欲的に求人に応募。しかし、面接の準備が追い付かず……

Bさんは、転職エージェントを使って転職活動を開始しました。

積極性を持ち、希望の条件と一致する求人にどんどん応募。

その甲斐あって書類選考には複数通過し、面接へ挑みました。

 

ただ、Bさんは現職がかなり忙しい状態での転職活動です。

そのため、転職エージェントと行うはずの面接に向けた打ち合わせが対面ではなく、短時間の電話で終わってしまいました。

 

書類選考を通過して、初の1次面接当日。

冒頭に面接官から「当社をお受けになられた理由は何ですか?」と質問を受けました。

準備不足で挑んでしまったために、深い回答ができません。

さらに、「あまり当社のことは知りませんか?」と突っ込まれ、うろたえたBさんはつい「エージェントにすすめられて…」と答えてしまいました。

 

結果は、お見送り。

「弊社に対する志望意欲が見られない」とのことでした。

キャリアアドバイザーからのアドバイス

上記は、少し極端な例かもしれません。

しかし、選考において志望動機はとても大切なポイント。

エージェントから応募する場合、応募先ごとの志望動機などは不要なケースが多いです。

その代わり、書類選考に通過したらしっかり時間を取って準備をする必要があります。

 

面接は、自分がその会社にとって必要な人材かどうか判断してもらう場です。

受身ではなく主体性を持って挑みましょう。

最初のきっかけは確かに“エージェント”だったかもしれません。

しかし、面接の場で、その理由は通用しません。

 

たとえ忙しくとも面接に行く前までには、必ず時間を取ってホームページを一通りチェックしたり、求人票を確認したり、最低限志望動機だけでも固めておくべきでしたね。

逆に、先方から志望理由を聞かれた時はPRのチャンスです!

会社に対する熱い気持ち・意欲をアピールしましょう。

ポイントは「分かりやすく簡潔に」です。

面接の準備が明暗を分ける

採用する側は、面接の際、候補者にとても期待しています。

ましてや国家資格の保持者ですから、公認会計士ならではの準備もしておくことがおすすめです。

 

面接に向かうのが上場企業であれば、有価証券報告書にざっとで良いので目を通しておきましょう。

最新のIR情報も押さえると、面接に余裕をもって挑めます。

コンサルティングファームなら、M&AやIPOの最新ニュースを確認。

会計士としての意見を言えるようにしておくのがベストです。

 


準備を万全にしても、実際の面接ではアピールすることに精一杯で、笑顔が消えて真顔一辺倒になってしまうことがあります。

緊張で強張ってしまうかもしれません。

しかし、笑顔を忘れないよう心がけることも大切な準備です。

 

しっかりと準備をして、好印象を残しましょう。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
■公認会計士・税理士・経理の転職サイトREX
https://www.career-adv.jp/
■株式会社レックスアドバイザーズ
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