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【初心者必見!】コンサルティングファームの年収をわかりやすく解説

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コンサルティングファームイメージ

コンサルティングファームは、年収が高いことで知られます。

コンサルティングファームとは、企業が抱えている課題や合併など大きな案件に対して、解決まで導くように的確な助言などを行う専門的な集団です。

 

コンサルティングファームを利用する企業の規模はさまざま。

だれもが知る大企業はもちろん、近年では中小企業でも利用し、総数は増加しています。

コンサルティングファームの業務内容

まずは、コンサルティングファームの業務内容を見ていきましょう。

①コンサルティングファームとは

コンサルティングファームは、その専門性からファーム毎に得意分野や強みが異なります。

例えば、ITに特化したコンサルティングファームや、戦略に特化したコンサルティングファームなどです。

 

つまり、コンサルティングファームで働く人たちは高いスキルと問題解決能力が求められることになります。

②コンサルティングファームの仕事内容

コンサルティングファームの仕事内容は、クライアントである企業の依頼に答えることが業務となります。

具体的には、海外の会社を買収する際の投資判断に対する情報収集や、企業価値の算定などを一括で請け負います。

あくまで最終的な判断はクライアント側にあるので、クライアントが知りたい情報や投資判断に必要な情報を収集し、助言する立場になります。

その他にも、人事的な面でのコンサルティングや、IT・AI関連のコンサルティングなどがあり、近年ではその専門性が高くなってきています。

クライアントが支払う報酬は、案件の規模や関わるファームの担当者や期間に応じて高くなっていきます。

③コンサルティングファームの重要性

コンサルティングファームの重要性は近年注目されてきています。

コンサルティングファームは、その専門性の高さから専門知識と情報収集能力を活用し、クライアントにメリットのある情報を提供します。

また、クライアントにとって、第3者からの公正な目線での助言は社内の意思決定機関での重要な判断材料になり得ます。

クライアントからすれば2つの大きなメリットが得られるのです。

特に後者である公正な意見は、近年の上場企業などにおけるガバナンス強化やコンプライアンスの遵守などに大きく関わることになります。

 

よって、コンサルティングファームを活用することはクライアントにとって非常に重要性が高いと言えるでしょう。

コンサルティングファームの年収とポジション

①コンサルティングファームのポジション

コンサルティングファームのポジションは、各ファームによって呼び方は違いますが、ランクと年収が紐づいた体系になっています。

例えば、3段階でのポジションがある場合、コンサルタント、シニアコンサルタント、マネージャーというようにランクが分かれます。

この場合の年収例は、コンサルタント500~600万円、シニアコンサルタント600~900万円、マネージャー900~1,300万円というような年収体系になります。

 

ただしこれはファームの規模等にもよりますので、一般的な例となります。

②国内のコンサルティングファーム

国内のコンサルティングファームは、ランクにより年収のレンジがあり、その内容は日本の一般企業と制度的には同じ内容となっています。

大小含めたコンサルティングファームの平均年収は600万円前後になるので、日本の平均年収や一般企業の平均年収と比較すると高めの年収となっています。

 

その分、業務での専門性や知識が必要となり、仕事の責任範囲も重くなっています。

③海外のコンサルティングファーム

海外のコンサルティングファームは、有名な会社としてボストン・コンサルティングやマッキンゼー・アンド・カンパニーなどがあります。

海外のコンサルティングファームは、日本のコンサルティングファームと比較して年収のレンジは単純に倍程度になります。

これはコンサルティングファームの業界に限ったことではありませんが、日本国内企業と外資系企業とでは年収体系も違いますし、実力主義で成果を支払うという考え方に基づくものだといえます。

海外のコンサルティングファームは基本的に英語の語学が必須になるので、海外系コンサルティングファームを希望する場合はしっかりと磨きをかけておきましょう。

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コンサルティングファームの年収と将来性

①企業の海外進出増加

近年は日本企業が海外に進出する傾向が多くみられます。

これは上場企業などの大企業だけではなく中小企業なども海外の市場で、自社の製品をアピールしビジネスチャンスを掴もうとしているからです。

過去と比較して、海外の情報はネットなどで情報収集できやすくなったのでは事実ですが、そこでビジネスを展開するとなると、やはり一般的なネットの情報だけでは不充分です。

現地国での商習慣や法律、税制度など様々な要因となってビジネスの壁が立ち塞がっています。

より新鮮かつ正確な情報を入手する必要があるのです。

②M&A等による企業買収

M&A等による企業買収でも、コンサルティングファームはその役割を大きく担っています。

M&A等では、対象会社がどのような会社でどれだけの利益を得ており、将来性はあるのかなどさまざまな観点から調査が行われます。

そしてその企業の価値を算定し、対象会社が投資基準を満たし、投資する価値があるかを判断していくことになります。

特に調査の過程で重要視されるのが、企業の将来性と隠れた債務・リスクです。

特に隠れた債務・リスクは、日本の常識ではないようなことが現地国では商習慣として処理されていることが多いため、買収後にリスクが発覚し、想定通りの投資効果が得られなかったケースがあるので要注意といえます。

③コンサルティングファームの将来性

コンサルティングファームの将来性は、今後大きく注目されていくことでしょう。

コンサルティングファームは、その業務内容から専門性の高い知識や経験が必要となる仕事です。

企業でもその仕事を内製化するのは上場企業であっても非常に難しいため、近年のグローバル化などによる経済の波は、コンサルティングファームにとって大きな追い風となることでしょう。

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まとめ

コンサルティングファームは、企業のグローバル化、IT化に伴いその重要性が再認識されています。

コンサルティングは専門的な知識も大切ですが、物事を客観的に見ることができる目線や、論理的に物事を整理する分析力が必要になります。

このことから、監査法人、金融機関や上場企業のステップアップとしてコンサルティングファームに転職する人も少なくありません。

 

これからコンサルティングファームに転職や就職を考えている方は、自身のスキルや経験、強みなどを再確認し、自身にあったファームを見つけるようにしましょう。

Profile レックスアドバイザーズ

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