転職お役立ち情報

経理で転職するために自己PRはどう書く?実際の例文を示しながら解説します!

経理の転職お役立ち情報

経理転職自己PR

経理で転職する場合、ポイントを押さえて自己PRを記載することが大切です。

この記事では、経理で転職する方のために、実際の例文を示しながら、自己PRの書き方を説明していきます。

経理で転職するために自己PRを自分らしく記載するコツ

経理の職に転職を希望する場合には、以下のコツを押さえて自己PRを作成することが大切です。

以下では、自己PRを作成するときに押さえるべきコツを説明していきます。

転職後経理の仕事に活かせる「経験」を記載!

転職後、経理の仕事に活かせるあなたの「経験」を記載することが大切です。

経理の仕事は、お金に関する書類を作成したりと、細々とした作業が必要となる仕事となります。

預金口座の入出金管理、請求書や納品書などの管理、決算書の作成など、お金に関わる経理の仕事は、経営上とても重要です。

経理の経験がなくても、細かな作業を丁寧に行った経験など、丁寧な作業が求められる業務経験について詳細に記載することが重要です。

経理での職務経験のレベル感が伝わる「知識・スキル・資格」を記載!

経理の仕事は、専門的な知識とスキルが求められる仕事です。

そのため、簿記・ファイナンシャルプランナー・中小企業診断士などといった資格など、経理の仕事と関連する資格は積極的に記載してください。

商業高校に通っていたり、大学で経営学を専攻していた場合にも、会計や経営に関連する知識・スキルを有していることの証拠となるので、自己PRの中に盛り込みましょう。

経理経験の深さに直結する「経験期間」を記載!

経理業務に従事していた期間は、経験期間として積極的に記載することが大切です。

経理の業務は、実際に仕事に従事していたかどうかで大きく評価が変わってきます。

即戦力を求めている会社であれば、実際に業務経験があるかどうかが採用の重要なポイントとなります。

即戦力でなくとも、人材がほしいという場合、丁寧で確実な仕事ができるかどうかが採用の重要なポイントです。

その意味でも、経験期間を自己PRに盛り込んでおくことが大切です。

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経理経験者ならこう書く!自己PRの3つの書き方!

すでに経理の仕事を経験している方の場合、自己PRは次で紹介する3つのポイントを押さえて記載しましょう。

1.経験や就業期間は積極的にアピールしよう!

前職での経験や就業期間は自己PRにおいて積極的にアピールしてください。

経理の仕事では、経験は非常に重要視されます。

その理由は、即戦力としての活躍が期待できるからです。

経験があり、就業期間も長ければ、経験があるだけでなく、深い経験があることで、複雑な処理もできると考えてもらえます。

そのため、自己PRでは、経験と就業期間の両方を積極的にアピールしましょう。

  具体的な例文:

前職では小売業を営む企業の経理職として債権管理の業務に3年間従事しました。

2.経理経験が浅い場合は簿記の資格でアピールしよう!

経理経験が浅い場合には、簿記の資格を保有していることをアピールしましょう。

近年、簿記の資格は、実務で実際に活用可能なスキルを証明するものとして評価されるようになっています。

簿記の資格は、経験を完全に代替するものではないものの、資格を保有していれば基礎は理解していることの証明となるため、あとは実践できるように指導していけば良いだけと見なされ、高く評価されることになります。

  具体的な例文:

日商簿記1級、建設業経理事務士検定試験1級を保有しています。

3.応募先の業界の特徴を踏まえてアピールしよう!

経理の仕事は、業界に応じて商慣行が異なるので、仕訳方法などが違う可能性があります。

したがって、自身の業界での経験を転職先でどのように活かせるかを具体的に記載することが大切です。

もともと建設業で経理の仕事に従事していた場合、受注産業特有の会計処理を行えるというアピールになりますが、この経験をいかに転職先で活かせるかを自己PRで記載するようにすると良いでしょう。

たとえば、売上を認識するタイミングは業界によって異なっていることが普通ですが、取引実態に応じて、適切な会計処理ができるなどといったアピールが考えられます。

  具体的な例文:

上場企業の経理として3年間、主に在庫管理を担当していました。

御社のような小売業では、在庫管理が会社の資金繰りに大きな影響を与えると考えますので、この経験を生かすことで効果的な在庫管理に貢献できます。

経理に転職する人が自己PRを書く際に押さえるべきポイント

経理に転職する人は、以下で紹介するポイントをおさえて自己PRを書くと、採用担当者から高い評価を受けられるはずです。

 

ここでは、経理に転職する人が自己PRに書くべきポイントを説明します。

転職先の経理としてどう活躍できるかを記載する

簿記の資格や経理経験はこれまでの蓄積を証明するものです。

先に説明したように、これは非常に重要なものではあるものの、転職先で経理としてその蓄積をどのように活かせるかを自己PRに記載するかが重要となります。

資格や経験を全面に押し出した自己PRではなく、資格や経験をどう活かすかを全面に押し出した自己PRの方が、採用担当者には高く評価されるでしょう。

転職先の経理として仲間とどう協力するかを記載する

経理の仕事は、一人で行うわけではありません。

そのため、経理の仕事には協調性も非常に重要です。

経理の仕事は会社によって異なりますが多岐にわたります。

そのため、同じ経理部のなかでも業務を分担して担当するのが普通です。

別の仕事の流れについても理解してフォローし合わないと経理の仕事は滞ってしまいます。

したがって、経理として職場の仲間とどのように協力できるかを記載してください。

経理の仕事を通じて他人をサポートした経験を記載する

経理の仕事は、直接的に金銭を生み出すような仕事ではありません。

営業部は商品を販売すればその対価を得られるでしょうが、一方で、経理の仕事はそうではないのです。

したがって、経理の仕事は他部署のサポートという側面が強くなります。

その意味で、経理の仕事を通じて他部門をどのようにサポートできるかは重要な視点です。

たとえば、営業部に対して売れ筋の商品を示したりして、営業部門のサポートをすることも経理の仕事の重要な一側面です。

経理で転職するための自己PR例文集

以上を踏まえた上で、経理で転職するための自己PR文例を作ると、以下のような文章が考えられます。

    例①:

前職では、建設機材のリースを行う企業において、債権・債務管理業務に5年間従事していました。

債権・債務管理のデータを営業部門と情報共有して、確実な資金回収・支払いに務めていました。

御社では、この経験を生かし、素早く経理処理を行うとともに、営業部門と情報を共有することで、御社の業務の効率化に貢献したいと考えています。

    例②:

前職では、上場企業のIR担当として、CSR部門に所属していました。

この部門では、投資家との建設的なコミュニケーションのために情報管理を行っていました。

自らのスキル向上のために、日商簿記1級も取得しています。この経験を生かして、御社のステークホルダーマネジメントに貢献できると考えています。

    例③:

私は、御社の経理部として、伝票管理や入金データ管理などに貢献できると考えています。

前職では、小売業で在庫管理を担当し、細々とした作業を丁寧に行い、大きなミスもなく、業務に邁進してきました。

中小企業診断士の資格も持っています。この経験を生かして、御社の経理部門において、丁寧に業務を行い、その他部門の人たちと協力しながら会社の売上向上に貢献していきたいと考えています。

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まとめ

経理に転職する場合には、工夫して自己PRを作成する必要があります。

経理部は、業務上、専門的なスキルが必要となるので、簿記などの資格や経理部での業務経験があれば、それを積極的に自己PRに盛り込みましょう。

ただし、自己PRに盛り込む場合には、資格やスキルそのものを全面的に押し出すのではなく、資格やスキルを転職先の会社でどのように活かせるかが重要となります。

 

こうしたことを踏まえた例文をこの記事では紹介しましたので、それを参考に、自分だけの自己PRを作成してみてください。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
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