経理への転職の際の口コミの重要度とチェックポイントをご紹介

経理への転職を目指しているけど、どれくらい口コミを参考にしたらいいのかわからない方はいませんか。
また口コミを見すぎてどの企業で働きたいのか定まらないという方もいるでしょう。

今回は、経理への転職の際の口コミの重要度とチェックポイントをご紹介いたします。
たくさん口コミがありすぎてどう見ればいいのかわからない方や口コミを参考にすべきか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

初めて転職活動を行う方は、どのくらい口コミを確認すべきかわからないでしょう。
転職希望者のどのくらいの人が口コミを確認しているのかご紹介します。

• 7割以上
• 口コミは1つの情報源

それぞれ解説していきます。

調査結果によると、転職希望者の7割以上が口コミサイトをチェックしているということでした。
また他の調査では、9割を超えるという結果もでました。
それだけ転職活動をする上で、口コミは重要な存在になっているのです。
裏を返せば口コミをチェックしないのは、転職活動で自分を不利な状況に持っていっていることになります。

口コミは新卒よりも転職者の方が、よりリアルな会社状況を見聞きすることができるといわれています。
そのため転職活動の際には口コミが1つの情報源になり、口コミサイトの利用率が高くなっているのです。

転職活動中に7割以上の方が口コミサイトをチェックしている以上、口コミは必ず見るべきだといえます。
また口コミから求人情報ではわからない企業の雰囲気や求めている人材像もわかるかもしれません。
口コミを見るべき理由を4つご紹介します。

• リアルな意見が聞ける
• 退職者の意見が聞ける
• 転職後のギャップが少ない
• 応募するときの後押し

1つ1つ解説していきます。

口コミでは、求人情報や企業の看板を背負っている従業員からは聞けないリアルな意見を聞くことが可能です。
例えば、求人情報に載っている福利厚生や風通しの良さがどこまで叶えられているのかを知れるのです。
リアルな意見を聞けることが口コミをチェックすべき1番の理由といえるでしょう。

口コミでは現役の従業員だけでなく、退職した方の意見も聞くことが可能です。
一般的に自ら退職を希望する方は、本当の退職理由を言わずに辞める方が多くいます。
だからこそ企業からの情報だけでなく、口コミからマイナスな面を知ることで働いた時のイメージをすることができるのです。
人によっては、企業のマイナスな面を知りたくないと感じている方もいるかもしれません。
しかし良い面とマイナスな面の両方を知ることで、実際に働きたいと思える企業が見つかるのです。

口コミをチェックしている方としていない方とでは、転職後のギャップの大きさが違います。
またギャップが大きすぎると、仕事にも集中できずやりがいも感じられないでしょう。
やはり実際に働き出した時のギャップを無くすためにも、企業の良い面もマイナスな面も知っておく必要があります。

口コミが応募するか迷っていた企業に、エントリーする後押しになることもあります。
例えば、こんな人が向いているという口コミに当てはまっていたり自分と似た価値観の人が多いと感じたりするかもしれません。
このような印象を受け取れば、手が届かないと思っていた企業にもエントリーしてみようという気持ちになりやすいでしょう。

口コミをチェックする時には、必ず理解しておくべきことが4つあります。
これを理解しておかないと、口コミに振り回されたり、どの企業を選ぶべきかわからなくなってしまったりするので要注意です。

• 複数のサイトをチェック
• 口コミの投稿時期
• マイナスな口コミを真に受けすぎない
• 口コミの投稿数

1つ1つ解説していきます。

口コミサイトを利用するには登録が必要なものが多いですが、必ず複数併用してチェックしましょう。
1つの口コミサイトだけでは、判断できるだけの情報がなかったり情報が偏ってしまっていたりします。
だからこそ複数のサイトをチェックする必要があるのです。

口コミの内容だけでなく、口コミが書かれた投稿時期も確認する必要があります。
口コミの中には、投稿された時期が幅広いと口コミの内容が変わってしまうことがあるのです。
特に創業10年以内のベンチャー企業や事業規模の小さい企業は、その傾向が強いです。
また業績が軌道にのるまでの間や従業員が少ないことも、口コミの内容が大きく変わりやすくなる理由とされています。
さらに創業10年以上の企業であっても事業規模が小さい場合は、投稿時期が古く現状の会社内と異なることもあるのです。

たくさんある口コミの中には、マイナスなものも混じっています。
マイナスな口コミは、多くの方が気になってしまうでしょう。
しかしマイナスな口コミに影響されすぎてはいけません。
どんなに良い企業であっても少なからず、誰でも不満を感じたり納得できなかったりするところがあるものです。
だからこそマイナスな口コミを鵜呑みにしてはいけません。

口コミの内容を見る前に口コミの投稿数をチェックしましょう。
投稿数は、内容の信憑性を判断する上で必要です。
信憑性が高いといえるのは、100件以上からとされています。
口コミが少なすぎても偏った意見ばかりが集まっていることもあります。
特に中小企業やベンチャー企業は口コミ数が少ないことが多いので、意見を鵜呑みにしすぎないようにしましょう。

口コミは転職活動者だけでなく、企業にも影響を与えるものです。
口コミが企業に与える影響を3つご紹介します。

• 転職後のギャップが少なく離職率が下がりやすい
• 社員からの要望が確認できる
• 偏りのある口コミは応募者減少につながる

1つ1つ解説していきます。

口コミは本音を投稿しやすいことから、実際に働くイメージを持ちやすいです。
そのため実際に働きだしてからもギャップが少なく、働きづらさを感じる可能性が低くなります。
想像とのギャップが少ないことで離職率を下げられることは、企業にとって口コミの1番のメリットです。

企業にとって口コミは、従業員からの本音が聞ける場所です。
だからこそ従業員が何を求めているのかを知ることができます。
例えば、新しい福利厚生を考えていたり転職率が高く改善しようと思っていたりする時には、口コミが大きな助けになるでしょう。

企業にとって口コミによる1番のデメリットは、応募者の減少です。
偏った口コミばかりが掲載されてしまったり件数が少なかったりすると、応募者を遠ざけてしまっている場合があります。

今回は、経理への転職の際の口コミの重要度とチェックポイントをご紹介いたしました。

口コミをどのように活用すべきか分かれば、転職活動は早く進むようになります。
理想通りの働き方ややりがいのある仕事ができるように、口コミに振り回されるのではなく有効活用していきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。