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経理の転職理由はどう作る?上手くアピールするためのポイント

経理の転職お役立ち情報

経理の転職理由、アピールのポイント

転職活動に際して必ず聞かれる質問のひとつが、転職する理由です。
転職理由は志望動機や考え方を知るうえで有用な情報のため、採用担当者の多くが重視します。

 

転職理由で嘘をつくのはいけませんが、自分の考えをその場でまとめ、特に練り込まずに伝えてしまうのもリスクがあります。
面接において高確率で聞かれる質問については、事前に回答の用意をしておくと安心です。

 

本記事では数ある職種の中から、経理の転職理由について解説します。
経理職における転職を検討している方は、ぜひお読みください。

経理の転職理由で必ず押さえたいポイント

まずは経理の転職理由を考えるにあたって、必ず押さえたいポイントです。
重視するべき理由や、経理職ならではの答え方などを紹介します。

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なぜ経理職なのか

数ある職種の中からなぜ経理職への転職を希望するのかは、採用担当者が気にするポイントのひとつです。
特に前職が経理と異なる職種の場合、経理を選ぶ明確な理由が求められます。

 

経理はお金と関係が深く、些細なミスが大きな影響を与える恐れのある職種です。
専門知識が求められる場面も多く、簡単な仕事とはいえません。
そのため前職が経理と関係ない場合、なぜ経理を選んだのかは疑問に思われやすいです。

 

また経理と似た職種として、一般事務や総務なども挙げられます。
これらの職種でも通用する理由ではなく、経理ならではの明確な転職理由をアピールできるのが理想です。

職場を変えたい理由とは

もし前職も経理だった場合は、職場を変えたい理由を聞かれる可能性が高いです。
なぜ今の職場で仕事を続けるのを辞めたいのか、転職を選ぶ理由を明確に伝える必要があります。

 

さまざまな理由がありますが、なるべく前向きに答えられると好印象につながりやすいです。
今の職場ではできない仕事への挑戦など、スキルアップのために転職を決意するケースが多くみられます。

 

ネガティブな理由や転職の必要性が感じられない場合、採用へのリスクを感じさせてしまう恐れが大きいです。
その場合はストレートに伝えるのは避け、言い方を変えるなどの工夫をすると良いでしょう。

転職後に発揮できる能力・経験は

自身が経理として転職した後に発揮できる能力や経験も、ぜひアピールしたいポイントです。

 

採用担当者は応募者を採用するメリットや自社との相性などを気にします。
また転職候補先として自社を選んだ理由も重視するポイントです。
そのためなぜその企業に応募したのか、自身の能力などと併せて説明する必要があります。

 

転職活動を成功させるには、自身を上手く売り込むことも大切です。
経理で活かせる能力や経理・事務の経験など、アピールできる要素があればしっかり伝えましょう。

経理の転職理由を作る際の注意点

転職理由はその場で考えるのではなく、事前にある程度作っておくと安心です。
経理の転職理由を作る際の注意点について解説します。

マイナス要素の多すぎはリスクが高い

すでに少し触れた内容ですが、マイナス要素の多すぎる転職理由を伝えるのはリスクが高いです。
たとえ事実だとしても、与える印象を考えながら上手く言葉を変える必要があるでしょう。

 

同じスキルアップが目的であっても、以下2つの伝え方ではイメージがまったく異なります。

 

  • 前職では簡単な仕事しかできず、成長を見込めないと感じたから転職を決意した
  • 前職で扱っていない新たな分野に挑戦したいと思ったため、より高度な経理業務を求められる職場への転職を決意した

 

動機は同じだとしても、焦点を当て伝える部分によって内容が大きく変わります。
面接で好印象を与えるには、前向きな要素のアピールが大切です。
マイナス要素を取り入れすぎず、プラスの印象を与えられるようにしましょう。

軸がブレないように注意

転職理由を作る際は、伝えることの軸がブレないよう注意が必要です。
複数の独立した文を組み合わせると、最初と最後で言っている内容が違う、一貫性がないなどの事態が起こり得ます。

 

転職理由の最初で、経理としてのスキルアップを目的だとアピールするとします。
しかし伝えたい内容が多くなりすぎてしまい、経理と関係ない要素を盛り込んでしまうケースが珍しくありません。
結果として「経理のスキルアップに関係ないのでは」と感じる転職理由が出来上がってしまうのです。

 

最初に軸を定め、そのうえで文を考えていきましょう。
出来上がった転職理由を一度声に出して確認するのもおすすめです。

わかりやすく簡潔にまとめると効果的

転職理由は長く話せば良いとは限りません。
わかりやすく簡潔にまとめると、好印象につながりやすく効果的です。

 

なるべく強くアピールしようとするあまり、いろいろ話してしまうこともあるでしょう。
しかしあれもこれも話そうとすると、文は長いけれど結局情報量は少なくなってしまう事態が起こり得ます。
まとまりがなく無駄が多いと、聞いている側は良い印象を受けません。

 

もちろん回答が短すぎるのも良くないですが、無駄な情報で引き伸ばしても無意味です。
経理の転職理由として伝えたいことを簡潔に、無駄なくスッキリまとめて伝えるようにしましょう。

経理の良い転職理由を作るには

経理の転職理由について、避けた方が良い例の紹介をしました。
続いては良い転職理由を作るために押さえたいポイントを具体的に解説します。

転職理由に盛り込むべき要素を明確にする

いきなり文を作り始めるのではなく、最初に転職理由で伝えたい要素を明確にすると効率的です。

要素を洗い出してからまとめるのは、手間が増えるように感じるかもしれません。
しかし頭で考えながら文章を作り、あとで不自然な部分を修正するのは結局二度手間となる恐れがあります。

まずは経理の転職理由において、内容に盛り込みたい要素を挙げていきましょう。
それらを上手くまとめていく方法なら、効率的に良い転職理由が作りやすいです。

軸をしっかり作る

情報量が多く内容がブレていると、言いたいことがわかりにくく良い印象につながりません。
一貫性のある文章になるよう、軸をしっかり用意しましょう。

 

たとえば同じスキルアップでも、専門性を深めたい場合と仕事の幅を広げたい場合では、転職理由として伝えるべき内容が変わります。
しかし軸がハッキリしていなければ、どっちつかずの転職理由となってしまう恐れが大きいです。

 

軸の存在は、相手に与える印象をかなり大きく左右します。

転職理由を考えるための時間を確保する

より良い内容に仕上げるには、転職理由を考えるための時間を充分に確保することも大切です。
余裕のない状態の中では、丁寧に作り込めず急拵えとなってしまう恐れがあります。

 

急いで作った文章は、想像よりも日本語としての誤りが多くなりがちです。
国語的な違和感を与えてしまうと、内容の良し悪しに関係なく悪印象となる恐れがあります。

 

伝えたい要素や軸が明確であれば、アピールしたいこと自体はしっかり伝わるでしょう。
だからこそ日本語の部分でマイナスとなってしまうのは、非常にもったいないです。
転職理由を考えるためだけの時間を確保できるのが理想的です。

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まとめ

経理の転職理由では、数ある職種の中から何故経理職なのかをアピールする必要があります。
前職も経理であった場合、転職を決めた明確な理由も伝えたいポイントです。
好印象を与えるため、経理で活かせる能力や経験も併せて伝えることをおすすめします。

 

経理の転職理由を作る際、マイナスの要素が多くなりすぎないようにしましょう。
軸がブレている文章も、悪印象を与えてしまう原因です。
無駄な情報は排除し、簡潔にまとまった転職理由を作ることが大切です。

 

いきなり文章を書き始めるのではなく、まずは経理の転職理由として伝えたい要素を洗い出します。
内容がブレないよう、軸の明確化も必要です。
より良い文章に仕上げるため、経理の転職理由を考えるための時間を確保できるのが理想です。

 

経理の転職理由を上手く作り、転職活動を成功させましょう。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
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