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経理へのハイクラス転職のメリットと必要な資格について解説

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経理で働いている人ならば、1度は経理のハイクラス転職に憧れを抱いたことがあるでしょう。

反対にハイクラス転職を年齢や経験の浅さから諦めてしまった方もいるかもしれません。

 

今回は、経理へのハイクラス転職のメリットと必要な資格について解説致します。

経理のハイクラス転職を目指したい方や、ハイクラス転職のために必要なものを把握したい方は、ぜひ参考にしてください。

経理のハイクラス転職の増加と特徴

経理のハイクラス転職のメリットや必要な資格を知る前に知っておくべきことがあります。

それは、ハイクラス転職の求人はどのくらいあるのかと求人の特徴についてです。

  • ハイクラス求人の増加傾向
  • 特徴

 

それぞれ解説していきます。

ハイクラス求人の増加傾向

近年ハイクラス転職の求人は、増加傾向にあります。

転職サイトによっては、経理の平均給与の求人よりも高給な求人の方が多いようです。

 

しかし高給な求人は非公開になっているものも多いので、明確な求人数はわかりません。

某大手転職サイトによると、経理職で年収1,000万円以上の求人は1年間で1.5倍も増加しているそうです。

 

それだけ、経理で優秀な人材は希少価値が高いのです。

さらに優秀な人材といっても企業規模や業種によって、求める優秀な人材には違いがあります。

 

そのため企業側からすると、企業が求めている優秀な人材を見つけることは非常に難しいとされています。

特徴

ハイクラス転職の1番の特徴は、経営側の視点に立った人材であることです。

そのため転職後に就くポジションは、部長クラス以上であることがほとんどです。

 

反対に部長クラスではないハイクラス転職は、代わりのきかない高い専門スキルを持っている人材になります。

どちらのポジションであっても、高いスキルと豊富な経験値が必要であることは、間違いありません。

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経理へのハイクラス転職のメリットは?

ハイクラス転職は、今まで以上の責任と負担が一気にのしかかります。

しかしメリットも、もちろんあるのです。

ハイクラス転職をされた多くの方が、メリットに感じている3つをご紹介します。

  • 収入とポジションアップ
  • 経営に携われる可能性あり
  • キャリアプランが広がる

 

1つ1つ解説していきます。

収入とポジションアップ

ハイクラス転職で誰もが1番に感じるメリットは、収入とポジションアップでしょう。

ハイクラス転職の場合、ほとんどの求人が年収800万円以上です。

さらに転職者のスキルや経験値によっては、提示されている金額以上の年収になることも大いにしてあります。

 

ハイクラス転職なら、誰もが夢見る年収1,000万円も夢ではありません。

大きなキャリアアップと収入アップが期待できるのは、ハイクラス転職ならではです。

経営に携われる可能性あり

ハイクラス転職の場合、ポストによっては経営に携われる可能性もあります。

ハイクラス転職の場合、キャリアプランの最後に経営陣となることを目標にしている方もいるでしょう。

経営に携わりたい方は、ベンチャーやスタートアップ企業などの規模が小さい企業への転職をおすすめします。

人によっては、大手企業からベンチャー企業へのハイクラス転職に前向きでない方もいるかもしれません。

 

しかしより間近で経営者の視点を知ることができ、新たな人脈もできるでしょう。

経営者の視点を身につけることは、その後のキャリアアップにも活かせるはずです。

キャリアプランが広がる

ハイクラス転職をすると、企業のトップと働いた経験やスキルが得られます。

その経験や実績が評価されて、他の業界でも活躍できるチャンスが巡ってくることもあるのです。

 

このようにハイクラス転職に成功すると、その後のキャリアプランはより広がりやすくなります。

経理のハイクラス転職を実現するには資格が必要?

ハイクラス転職を成功させるためには、スキルと経験と実績が必ず必要になります。

重要視されるのは経験と実績ですが、スキルは資格の有無で判断されるところがあるので、資格が必要です。

ハイクラス転職の際に取得していると、高い評価をもらいやすい資格を3つご紹介します。

  • 日商簿記2級・1級
  • USCPA
  • 税理士

 

1つ1つ解説していきます。

日商簿記2級・1級

ハイクラス転職では、簿記2級は絶対に必要です。

求人情報には資格に関して、『必須資格』と『歓迎資格』の2つがあります。

必須資格を持っていないと応募することもできません。

 

その必須資格の中に、簿記2級は含まれていることが比較的多いです。

反対に1級は、歓迎資格に含まれていることが多いです。

 

経理の資格といえば第一が簿記なので、日商簿記2級までは必ず取得しておきましょう。

USCPA

USCPAとは、アメリカの公認会計士資格です。

USCPAは、国際的なビジネス資格の最高峰とされています。

そのため、外資系企業やグローバルに展開している大手企業へのハイクラス転職で有利になれるでしょう。

 

外国との取引が多い企業へのハイクラス転職を目指している方は、ぜひ持っていて欲しい資格です。

税理士

税理士は、税務と会計のスペシャリストです。

そのため、企業のお金に関する管理を行っている経理と共通する業務が多くあります。

 

しかし取得するまでの期間や勉強時間を考えると、資格取得までが長すぎて気が遠くなってしまう方もいるでしょう。

税理士資格は取得するまでの期間も長く、毎年の合格率も低いことから誰でも取得できるものではありません。

 

だからこそハイクラス転職を実現するために、持っていると非常に有効な資格であるといえます。

経理のハイクラス転職には資格以外も必要?

経理のハイクラス転職では、資格や実績以外にもスキルが必要です。

特に必要だとされているスキルを2つご紹介します。

  • 英語力
  • マネジメント力

 

それぞれ解説していきます。

英語力

語学力の中でも、特に英語力が必要です。

英語力の求められるレベルは、選ぶ企業によって大きく変わってきます。

 

外資系企業にハイクラス転職すると、ネイティブレベルの英語力を要求されます。

日系企業であっても、ビジネスレベル以上を求められることは確実です。

 

だからこそ、キャリアプランの中にハイクラス転職をするような計画があるのなら、早くから語学力を磨いておく必要があるのです。

まずは、ビジネスレベルの英語力を身につけるところから始めましょう。

マネジメント力

マネジメント力は、必須です。

部長以上のポジションに就くハイクラス転職では、マネジメント力は欠かせない能力とされています。

チームをまとめたり業績アップに貢献したりなどの結果からマネジメント力の有無を判断されるのです。

 

特に外資はチームをまとめたことにプラスして、どれだけ結果を出したのかもマネジメント力の1つとして評価します。

マネジメント力がどれだけあるのかは経験だけでなく、結果も含めて判断されるものだと覚えておきましょう。

求人情報はこちら

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まとめ

今回は、経理へのハイクラス転職のメリットと必要な資格について解説致しました。

ハイクラス転職を成功させるために、準備しないといけないものが多すぎて諦めかけている方もいるでしょう。

 

しかし転職は何度でも挑戦できます。

ハイクラス転職ともなれば求められるものが多すぎて、すぐに転職先が決まる方なんてほとんどいません。

 

足りないところを補いながら、挑戦し続けていきましょう。

最後までお読みいただきありがとうございました。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
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