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求人ないと思われがち!?経理に転職すべきか判断するポイントもご紹介

経理の転職お役立ち情報

経理の転職活動

経理の求人が減っていると思っている方はいませんか?
RPAの導入やAIが発達してきたことによって、事務職が減っているといわれています。
しかし経理の求人は、減っておらず活発です。

 

本記事では、経理求人の探し方や転職するべきか判断するポイントなどをご紹介します。
経理に転職したい方やこれからも事務職で活躍したいと思っている方は、ぜひ参考にしてください。

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経理求人の探し方をご紹介

経理求人の探し方を3つご紹介します。

経歴やスキルの有無に問わず、どの探し方も実践することをおすすめします。

 

  • 転職エージェントの利用
  • 転職サイト
  • 知人からの紹介


1つ1つ解説していきます。

転職エージェントの利用

転職エージェントは、1人1人に担当者がつくので働き方や希望年収に合わせて企業を紹介してくれます。

 

転職未経験者のみならず経験者でも利用することで転職活動がしやすくなること間違いなしです。
企業の紹介は、非公開求人も紹介してもらえるので1人で転職活動するよりも有利になります。
面接練習や履歴書・職務経歴書の書き方なども教えてくれます。
不安を少なくした状態で、転職活動ができるでしょう。

転職サイト

転職サイトは、何年も経理の経験がある方、情報収集がてらゆっくりと転職活動をしている方に適しているでしょう。

 

応募からスタートしてメールや電話での連絡、面接日程の調整、内定の場合の条件書の確認など、転職活動の全てを自分で行わなければならないので、負担は大きくなります。

すぐに転職したいわけではない方であれば、転職サイトを利用して転職したい企業の条件や必要なスキルを確認するために利用すると良いでしょう。

知人からの紹介

知人からの紹介は、経理の経験が豊富な方にはチャンスがあります。
どうしても経理未経験の方には、なかなか声がかかることはありません。
経理経験者で紹介からの転職方法も考えたい方は、スキルと実績を積んでおきましょう。

 

しかしいつでも紹介してもらえるわけではないので、すぐに転職したいという方にはあまりおすすめできない方法です。
他の求人の探し方と合わせて、転職活動をしましょう。

経理求人を見て転職するべきか判断するポイント

経理経験者も未経験者も両方とも、どのタイミングで活動をするかは転職のポイントです。
しかし経験年数によって、転職のタイミングの判断は分かれます。
3つの年数に分けてご紹介します。

 

  • 経験年数1年未満
  • 経験年数1年~5年
  • 経験年数5年以上

 

1つ1つ解説していきます。

 

経験年数1年未満

ブラック企業やブラック事務所で働いている方以外は、もう少し経験を積むことをおすすめします。
最低でももう1年ほど経験を積めば、一気に転職活動はしやすくなるでしょう。
経験年数1年未満で転職活動をすると、『経理の年間ルーティン』を知らない状態だと判断されやすくなってしまいます。

 

経理は基本的に毎年のスケジュールが決まっているため、業務の年間ルーティンを体験しているかは大きな採用基準です。
特に転職する前に、一番大切な業務である年次決算の経験があることは大切です。
だからこそ、もう1年現在の職場で経験を積んでから転職活動を始めることをおすすめします。

経験年数1年~5年

経理経験が1年以上あれば、企業から実務経験者として扱ってもらえます。
転職の道を選んでも問題ないでしょう。

 

これからも経理職でキャリアを重ねたいと思っている方や経理職でキャリアアップしたいと思っている方は、求人を絞りましょう。
選ぶべきは、年収アップや将来の管理職候補として採用されるものです。
経理職で長く働くのであれば、レベルの高い業務を任せてもらえるところに転職することでやりがいも感じやすいでしょう。

経験年数5年以上

5年以上の経験年数があるのであれば、十分に転職できます。
管理職という役職付きの転職を目指せる時期です。
経理の管理職であれば、中小企業なら年収600万円以上、大手企業なら年収800万円以上も狙えます。

 

採用されるためには、いくつもの条件があることがほとんどです。
例えば、年次決算を自力で最初から最後まで完結できることや、金融機関との融資交渉をした経験があるかなどです。
採用の有無は総合的に判断されるので、転職する際に全てを兼ね備えてなくても採用される場合もあります。
各求人の条件を見てチャレンジしていきましょう。
応募条件だけでなく、歓迎条件や求める人物像にまで対応できていれば転職しても問題なく業務を行えるはずです。

経理求人によく掲載されている評価されやすいスキルとは

経理の求人を見ると、応募条件と歓迎条件が記載されています。
歓迎条件は、評価されやすいスキルのことです。
一般職のスタッフと管理職では、歓迎条件が異なります。
よく記載されている「歓迎条件」の例をあげてみましょう。

 

  • スタッフ:連結決算
  • 管理職:マネジメント力

 

それぞれ解説していきます。

スタッフ:連結決算

連結決算とは、子会社や関連会社を保有しているグループ企業が行う決算方法です。

連結決算の業務を行えるようになるには、最低でも簿記2級の知識が必要になります。

慣れれば誰でもできる業務なので、自分の強みを増やすにはぴったりの業務でしょう。

管理職:マネジメント力

マネジメント力は資格の有無や実績などから数値化できる能力ではありませんが、どの管理職も磨いておかなければならない能力です。
マネジメント力は経理に限らず、管理職が最も求められているスキルです。
経理の実務経験だけでなく、管理職の役職である人材マネジメントにも力を入れましょう。
マネジメント力は磨いておくと転職の際に大きな武器になります。

経理求人に応募し転職に成功した例

経理の求人に応募し、転職に成功した例を世代を分けて2つご紹介します。
特に自分と同じ世代の成功例は、ぜひ参考にしてください。

 

  • 20代女性
  • 30代男性

 

それぞれ解説していきます。

20代女性

こちらの女性はマーケティング会社の経理を半年で退職し、卸・小売業の会社への転職に成功しました。
半年で退職したにもかかわらず、転職に成功した理由は、2つあります。

 

1つ目は退職理由の伝え方を準備していたこと。
2つ目は不安や疑問を減らすために条件面談を設定したことです。

 

退職理由については前職の企業の不満をいうのではなく、事実を淡々と伝えるように心がけました。
条件面談はエージェントの担当者によって設定され、転職先の企業への不安や疑問を払拭することができました。
半年で退職したため、「次こそは長く働きたい」という気持ちが強かったとのことです。
1つの企業で長く働き続けるためにも、転職前に不安や疑問をなくしておくことは非常に重要だったようです。

30代男性

こちらの男性は、通信会社の経理から化学メーカーの経理への転職に成功しました。
キャリアアップをめざした転職です。
MBAを取得済みで経理としても十分に実績のある方で、マネージャー職を希望していました。
現職では組織的な問題で昇進が難しかったので転職をめざしていましたが、希望しているポジションや条件を慎重に検討して活動をしました。
それは30代というキャリア形成の別れ道で、納得のいく転職先を見つけたいからです。
慎重、かつ積極的な活動で転職を成功させました。

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まとめ

今回は、経理求人の探し方や転職するべきか判断するポイントなどをご紹介致しました。

 

転職したいと思っていたのに、まだしないほうがいいと知ってがっかりしている方もいるかもしれません。

しかし経理で長く働きたいのであれば、転職するタイミングを間違えてはいけません。

まずは実績と経験を積んでから、転職エージェントを利用することをおすすめします。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
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