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経理の転職の年収相場を徹底解説。外資系企業の年収も要チェック!

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経理の転職の年収相場について

経理への転職後に年収がどのくらい貰えるのか気になる方は、年収相場などをお伝えするこちらの記事をご参考ください。
地域別年収を始め、経理の年収相場の疑問を解説します。

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転職後の経理の年収相場①

経理の仕事に転職したい方は、地域や性別によって、経理の年収相場に違いがあるのか気になりますよね。
年代別の経理の年収もご紹介しますので、転職の知識として取り入れてください。

経理の地域別年収

地域別で経理の地域年収を比較した場合、関東が最も平均年収が高くなっています。
あるデータによると、東京都では500万円弱と高めです。
その次に年収が高いのは神奈川で400万円弱、埼玉県は300万円台の後半と続いています。
北海道・東北では年収300万円弱、甲信越・北陸では年収350万円程度、中国地方で年収300万円を超える程度など、地域によって格差があります。
年収の高さが関東に集中しているのが確認でき、経理の仕事をしたい方にとっては、貴重なデータと言っても過言ではありません。

企業規模別の経理の平均年収

外資系企業などの経理の平均年収は600万円程度と高い傾向があります。
それは記帳業務以外の業務が多くなることが関係しているからです。
連結決算業務以外にも監査法人とのハードな折衝、株主総会の準備や対応、外国会計基準などの知識も要求される場合があります。
これらも、外資系企業などの経理の年収が高くなる要因です。

男女別の経理の年収

男性経理職の平均年収は、約470万円程度となっていて、経理全体の平均年収よりも高めです。
男性経理職の多くが正規雇用者ですが、非正規雇用者も含まれているため、正規雇用者と比較するとどうしても年収の高さにバラツキがあります。
女性経理職の平均年収は約430万円程度で、男性経理職の平均年収よりは低くなっていますが、他の職種よりは差が大きくはありません。

 

経理職は性別で給与に差が出にくく、男女で仕事内容が大きく異なっていないからです。
男女平等で働ける職業として、女性にも経理が注目されているでしょう。
それでも男性の方が平均年収が高いのは、先ほど述べたとおり正規と非正規雇用者が混在しており、女性の非正規雇用者が多いからだといえます。

年代別の経理の年収

年代別の経理の平均年収を見てみると、20代は300万円で一般企業の社員と同じくらいです。
20代はまだ実績が多くないため、難易度の高い経理業務を担当できないことが、年収の低さに関係している印象です。
20代の方が経理の仕事で年収アップを目指すのであれば、実務で実績を積むだけでなく、資格取得にチャレンジすることもおすすめします。

 

30代経理職の平均年収は400万円程度で、経理の仕事を一人で行える年代であることも、20代よりも年収が高い理由だと考えられます。
会社の決算期などで残業手当が高くなったり、資格取得手当が年収アップにも繋がっています。
さらなる年収アップの段階として、30代も貴重な時期です。

 

40代経理職の平均年収は500万円程度で、経理経験だけでなく取得資格も多くなります。
そのため40代経理職の大半は、各種手当などで年収アップを成功させており、一般企業の1.2倍~1.5倍の年収になっています。
その分残業も多いですが、高い年収を稼げるのはなかなか魅力的です。
経理の仕事が好きな方にしてみれば、年収の高さと引き換えに仕事量が多くなることは苦にならないでしょう。
やりがいのある仕事で高い収入を得られることが、モチベーションアップに結びつきます。

 

50代経理職の平均年収は600万円程度と高く、今までに見つけたスキルを大いに活かせていることが、年収の高さに表れています。
経理部門の責任者が他部門の業務をしているケースもあり、そういった積極姿勢も、50代経理職の平均年収を高くしていると分析できます。
優秀な人材として頼られるのは、50代経理職も嬉しいですし、ベテランとしてのプライドを高めます。

転職後の経理の年収相場②

経理へ転職される方は、キャリアアップ可能な企業へ転職することも選択肢に入れましょう。

キャリアアップ可能な企業へ転職:外資系企業

経理職でさらに年収を上げたいなら、キャリアアップできる企業への転職も視野に入れましょう。
経理スキルと高い語学力がある方の場合、外資系企業などへの転職がおすすめです。
グローバルな経理業務を体験することができます。
外資系企業などでは英語を使う場面が多いので、おのずと英会話や英文会計のスキルが身に付いてきますよ。
日系企業で年収500~700万円程度、外資系だと年収500~900万円程度なので、経理へ転職した後の年収が気になる方は覚えておきましょう。

キャリアアップ可能な企業へ転職:上場企業

キャリアパスがしっかりしているといえば、やはり上場企業です。
上場企業の場合は経理部署が大きく、なかなか全体の仕事ができないというデメリットもあるのですが、それぞれの業務を数年かけてきわめることで経験を積み上げて昇進することができます。
昇進による年収アップは、人事制度が整っている上場企業ならではのメリットでもあります。

転職後の経理の年収相場③

経理の場合は年齢が年収に大きく関係します。
なぜ年齢が影響するのでしょうか?
ここでは、その疑問を解消するための説明をしていきます。よりレベルの高い企業で働くためのポイントとして、転職回数も重要であることもお伝えします。

年齢や転職回数も年収に影響

経理職の年収は年齢にも影響し、平均年齢39歳で年収600万円の企業があります。
経理は管理部門の中で年収が高めで、専門性の高さが経理の年収が高い理由です。
20代や30代では年収300万~400円程度が多いです。
30代から40代は年収500~700万円程度ですが、専門性が高い業務だと、年収600~900万円と大きな違いが出てきます。
一見すると年齢による違いに見えますが、経理業務というのは経験年数とスキルが比例する傾向があり、年齢があがるとベテラン経理ということになり、年収が上がるのです。
もちろん経験があれば年齢は関係ありませんので、業務内容をよくチェックして転職活動をしましょう。

 

転職市場では、転職回数はなるべく少ないほうがいいと言われます。
もちろん経理においても、あまりに多い転職回数は敬遠されてしまいますが、その転職によって経験を積み重ねていれば評価は良くなります。
転職経験があると評価が低いと思い込むことはありません。
数回の転職で非上場企業・上場企業・上場子会社・上場準備企業、あるいは異なる業界の会社を経験し、その実績をしっかりアピールできれば高評価を得て年収アップにつなげることもでき、役職クラスで他社からの引き抜きも十分あり得ます。

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まとめ

経理への転職を試みた時、経理職の年収相場が気になる方は多くいらっしゃるのではないでしょうか。
稼げる仕事として経理が注目されていますし、高い年収を得たくて経理を目指すのも立派な志です。
地域別や男女別、年代別の年収相場もご覧になり、経理の年収が高めなのが多くの方に伝わったでしょう。
経理で年収をアップさせる方法もありますので、経理へ転職したい方はぜひ参考にしてみてください。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
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