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公認会計士はフランス語を習得するべき?

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公認会計士は高い専門性や独占業務の存在などにより、非常に需要のある職業です。

資格を保有していれば仕事に困る恐れはありませんが、他にも知識をつければさらに活躍できるでしょう。

 

ひとくちに知識をつけると言っても、仕事で活かすためには求められる知識を選ぶ必要があります。

例えば仕事で役立つ資格として語学力が挙げられますが、日本の国家資格である公認会計士に語学力は有用なのでしょうか。

 

本記事では語学力の中でも、フランス語に絞ってお話しします。

公認会計士はフランス語を習得するメリットがあるか、フランス語を勉強する注意点は何かなどを取り上げました。

公認会計士にフランス語は必要?

公認会計士にフランス語は必要なのでしょうか。

知識の有用性から解説します。

公認会計士とは

はじめに公認会計士という資格・職業について改めて紹介します。

公認会計士とは会計分野におけるトップクラスの資格で、企業の会計監査をはじめとした会計の専門業務が中心です。

 

監査業務は公認会計士の独占業務であるため、常に一定の需要を誇ります。

また会計に関する高度な専門知識は、監査業務以外の分野でも役立ちます。

資格の取得難易度が非常に高く、誰でもできる職業ではありません。

 

需要の高さや難易度的な理由により、公認会計士の資格を保有する人は、高い社会的地位や信頼を得やすいです。

公認会計士に求められるスキル

公認会計士には資格取得に必要な専門知識だけでなく、以下のようなスキルが求められます。

 

  • 論理的思考力
  • コミュニケーション能力
  • スピード感
  • ITに関する知識
  • 日本に限らず国際的な会計基準・規則など

 

公認会計士は会計の専門家ですが、スムーズな業務遂行のためには幅広いスキル・知識が必要です。

そのため資格取得後も成長のための勉強や努力が欠かせません。

語学力が高いに越したことはない

公認会計士は日本の国家資格であり、基本的には日本国内で業務にあたります。

しかし企業のグローバル化が進む現代において、語学力が高いに越したことはありません。

 

語学力がなくても十分な業務ができますが、語学力があればさらに活躍できるのです。

 

フランス語は英語や中国語ほどではないにしろ、世界的に多く使われている言語です。

国際機関など公的な場面で公用語として使われるケースもあり、重要性が高いといえます。

 

日本で働く公認会計士も語学力が高ければ有利です。

そして勉強する言語として、世界的に重要度の高いフランス語を選ぶのは良い判断と考えられます。

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公認会計士がフランス語を身につけるメリット

公認会計士がフランス語を身につけるメリットについて具体的に紹介します。

知識によって得られる有用性を知ると、より勉強に集中しやすくなるでしょう。

活躍できる場が広がる

フランス語の習得によって、公認会計士として活躍できる場が広がる可能性が高いです。

日本語のみでは対応できない業務でも、語学力があれば任せてもらえる可能性が高まります。

 

またフランス語の能力が直接活かせると予想できる場面も存在します。

たとえばMazars(マザーズ)という日本でも監査法人などを運営している国際的な会計ファームは、フランスが母体のグループです。

もしフランス語のスキルがあるならば、マザーズ監査法人で活躍できると期待できるでしょう。

 

 

フランス語が得意な公認会計士の方には、マザーズグループがおすすめではあります。

ただし、マザーズグループに限らず、フランス語によって得られるチャンスはさまざまなものがあると考えられます。

国際的な会計事情も勉強しやすくなる

語学力を身につけることで、読める文章の幅を広げることも可能です。

他言語で書かれた文章を読めれば、その分諸外国の事情についても知りやすくなります。

会計の専門家である公認会計士に当てはめると、国際的な会計事情を勉強しやすくなる点が大きなメリットでしょう。

 

国際ルールについて日本語で解説された文章もありますが、ニュアンスや細かい部分などが異なってしまうケースも多いです。

またそれほどメジャーでもない文章については、日本語版が出ていない可能性もあります。

 

グローバルに活躍できる公認会計士になるためには、国際的な会計事情についての知識も必要不可欠です。

フランス語を身につければ、これらの勉強がより進めやすくなります。

キャリアパスの選択肢が増える

キャリアパスの選択肢が増える点も、フランス語習得の大きなメリットです。

 

公認会計士の仕事は日本語のみで対応できるものが多いとはいえ、グローバルな色合いが強い仕事には語学力が求められます。

日本語しかできない場合、語学力が必要な仕事の選択肢は閉じられてしまうのです。

転職や独立を検討する際にも、語学力が必要なキャリアパスは必然的に除外することになります。

 

フランス語ができればその分仕事も広がり、キャリアパスの選択肢も多くなります。

自身の理想的な道を進める可能性が高まるでしょう。

公認会計士がフランス語を勉強する際の注意点

フランス語の習得には勉強が必要ですが、やみくもに進めるのは危険です。

公認会計士がフランス語を勉強する際の注意点について解説します。

フランス語を本当に勉強するべきか検討

本当にフランス語を勉強するべきか、まずはしっかりと検討が必要です。

確かにフランス語の習得にはメリットが多いですが、自分にとって有用でなければ意味がありません。

 

公認会計士がフランス語を習得するメリットの代表例は、グローバルな場面で活躍できる可能性が高まる点です。

すなわち日本語のみが必要な仕事では、せっかく身につけたフランス語を活かせる場面がない恐れがあります。

 

キャリアパスについて明確に決めていない場合、可能性を広げるためにフランス語を習得するのは良いかもしれません。

しかしある程度の将来設計をしており、内容的に語学力が必要なさそうであれば、フランス語の勉強は保留するべきという可能性があります。

目的を決めて勉強する

語学の勉強は長期的にコツコツ取り組む必要があるうえ、達するべきレベルに明確な基準が存在しません。

そのため効率良く勉強し理想的なレベルに到達するには、勉強する目的を決める必要があります。

 

フランス語の文章が読める程度と、ビジネスシーンでフランス語を使った会話ができる程度では、必要な勉強量が違います。

公認会計士の仕事で生かすことが目的であれば、より明確なレベルを設定すると効率的です。

 

モチベーション維持や計画的な勉強のためにも、フランス語を勉強する目的を決めましょう。

無理なスケジュールは厳禁

フランス語に限らず語学力を身につけるには、なるべく毎日時間をとって勉強する必要があります。

しかし勉強時間を確保しようとするあまり、無理なスケジュールを立ててしまうのは危険です。

 

公認会計士は比較的ハードな仕事です。

仕事だけでも疲れが溜まってしまうのに、さらに勉強を無理に詰め込んでは、体調不良などのトラブルを招く恐れがあります。

また厳密すぎるスケジュールは、少し予定がズレるだけで大きな影響を受けてしまうというデメリットもあります。

 

勉強時間の確保やスケジュールの設定は有用ですが、無理な計画を立てないよう注意しましょう。

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まとめ

公認会計士は会計分野におけるトップクラスの資格で、高い専門性を有しています。

会計知識に限らずさまざまなスキルが必要です。

公認会計士の仕事は日本語でできるものが多いですが、語学力が高いに越したことはありません。

 

公認会計士がフランス語を習得すれば、仕事で活躍できる幅が広がります。

読める文章が多くなり、国際的な会計基準についての勉強もしやすくなるでしょう。

キャリアパスの選択肢が増える点も大きなメリットです。

 

勉強を始める前に、自身は本当にフランス語を習得するべきか改めて検討する必要があります。

また効率的な勉強やモチベーション維持のためにも、勉強する目的の設定が大切です。

無理な勉強スケジュールを立てないよう注意しましょう。

 

公認会計士がフランス語を習得することきは、多くのメリットがあると考えられます。

Profile レックスアドバイザーズ

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