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税理士試験の日程はいつ?2025年(令和7年)のスケジュールや申し込みの流れについても解説

更新日:2025.07.29

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税理士試験の日程はいつ?2025年(令和7年)のスケジュールや申し込みの流れについても解説

税理士試験のスケジュールはある程度決まっていますが、細かな日程は年によって若干異なります。

税理士試験に向けた勉強の計画やスケジュール調整のためには、事前に試験日程および申し込みの受付期間等の確認が欠かせません。

今回は2025年(令和7年)税理士試験の日程について詳しく解説します。

 

【この記事からわかること】

  • 2025年(令和7年)税理士試験の日程
  • 2025年(令和7年)税理士試験の受験申し込みから試験実施までの流れ
  • 税理士試験の合格発表後の流れ

2025年(令和7年)税理士試験日はいつか?

2025年(令和7年)税理士試験が行われるのは8月5日(火)から8月7日(木)までの3日間です。

各日程の時間割を紹介します。

 

【8月5日(火)】

時間

科目

9時から11時

簿記論

12時30分から14時30分

財務諸表論

15時30分から17時30分

消費税法または酒税法

 

【8月6日(水)】

時間

科目

9時から11時

法人税法

12時から14時

相続税法

15時から17時

所得税法

 

【8月7日(木)】

時間

科目

9時から11時

国税徴収法

12時から14時

固定資産税

15時から17時

住民税または事業税

出典:試験日程・試験科目について|国税庁

2025年(令和7年)税理士試験の受験申し込みの流れ

2025年(令和7年)税理士試験の受験申し込みの流れを紹介します。

官報公告

税理士試験の実施概要は官報公告によって行われます。

2025年(令和7年)税理士試験の官報公告は、2025年(令和7年)4月4日に行われました。

申し込み受付

2025年(令和7年)税理士試験の申し込み受付期間は令和7年4月21日(月)から令和7年5月9日(金)です。

申込用紙の交付はさらに早く開始されますが、受付期間よりも前に提出したものは受理されないため注意しましょう。

申し込み書類の入手

申し込み書類の交付場所は各国税局および沖縄国税事務所です。

以下いずれかの方法で入手できます。

  • 国税局および沖縄国税事務所へ直接受け取りに行く
  • 郵送で請求する

2025年(令和7年)税理士試験の受験案内及び申込用紙の交付期間は、令和7年4月7日(月)から同年5月9日(金)まででした。

 

郵送による請求の場合、以下の3点に注意が必要です。

  • 直接受け取りに行く場合よりも締め切りが早い
    2025年(令和7年)税理士試験の場合、令和7年4月25日(金)までに請求が必要でした
  • 封筒の表面に「税理士請求」と赤書が必要
  • 郵便番号・住所・氏名の記載および180円分の切手を貼付したA4判大の返信用封筒の同封が必要

必要書類の準備

税理士試験の申し込みに必要な書類を紹介します。

  • 税理士試験受験願書
  • 税理士試験受験申込書
  • 受験票及び写真票
  • 受験資格を有することを証する書面
    税法に属する科目を受験する場合に必要です。

 

受験資格を有することを証する書面として以下の例が挙げられます。

【学識による受験資格の場合】

  • 成績証明書
  • 課程証明書
  • 司法試験や公認会計士試験等の合格証明書

 

【資格による受験資格の場合】

  • 資格試験の合格証明書
  • 各種資格の登録証明書

 

【職歴による受験資格の場合】

職歴証明書

 

参考:受験資格について|国税庁

申し込み書類の郵送

税理士試験の申し込み手続きの方法として、郵送または国税電子申告・納税システム(e-Tax)の2つが挙げられます。

ただしe-Taxによる受験申込を行う場合でも、申込書類を郵送により提出する必要があります。

参考:国税電子申告・納税システム(e-Tax)に関するQ&A - 税理士試験

 

申し込み書類の郵送手続きを行う際は以下の2点に注意が必要です。

  • 封筒の表面に「税理士受験」と赤書をする
  • 一般書留、簡易書留、特定記録郵便いずれかの方法で送付する

試験実施

前述した試験日に試験が実施されます。受験会場は送付される受験票で確認可能です。

2025年(令和7年)税理士試験の受験票は6月23日(月)以降に順次発行される予定とされています。

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2025年(令和7年)税理士試験の合格発表日はいつか?

2025年(令和7年)税理士試験の合格発表は2025年11月28日(金)です。

合格発表の方法は合格科目の有無や数によって異なります。詳しくは次の章で解説します。

なお合格発表が行われる時期は例年11月下旬から12月上旬です。

税理士試験の合格発表後の流れ

税理士試験の合格発表後の流れを紹介します。

5科目合格者の場合

5科目合格者、すなわち5科目合格に達した人に対しては合格証書が郵送されます。

また、合格発表予定日に官報および国税庁ホームページに受験地・受験番号が掲載されます。

 

なお、合格証書が送付されるのは受験申込書に記載した住所地です。

住所の変更があった場合、令和7年11月14日(金)必着で住所変更届を提出する必要があります。

一部科目合格者(免除決定者)の場合

一部科目合格者および免除決定者には、税理士試験等結果通知書が郵送されます。

前述した「5科目合格者の場合」と同様に、住所の変更があった場合は令和7年11月14日(金)必着で住所変更届の提出が必要です。

また、一部科目合格者については合格発表予定日に国税庁ホームページに受験地・受験番号が掲載されます。

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合格点に達しなかった科目がある者の場合

受験した科目のなかに合格点に達しなかった科目がある場合には、得点が記載された税理士試験結果通知書が送付されます。

なお、申し込んだ科目を全て欠席した人に対しては、税理士試験結果通知書の郵送は行われません。

 

関連記事:税理士資格の合格率は?試験の難易度や対策方法を解説

税理士試験についてよくある質問

最後に、税理士試験についてのよくある質問3つを紹介します。

税理士試験は年に何回?

税理士試験が実施されるのは年1回です。例年8月の上旬に3日間にわたって行われます。

受験できるのは年に1回しかないため、受験のチャンスを逃さないよう受験申込の受付期間や書類の交付期間を過ぎないよう注意しましょう。

税理士試験の受験地はどこ?

税理士試験の受験地として指定できるのは都道府県のみであり、会場の希望はできません。

試験会場は受験票ではじめて確認できます。

 

受験地となる都道府県の数は、例年12から15箇所程度です。

2025年(令和7年)税理士試験の受験地として希望できる選択肢は以下の通りでした。

  1. 北海道
  2. 宮城県
  3. 埼玉県・群馬県
  4. 東京都
  5. 石川県
  6. 愛知県
  7. 大阪府
  8. 広島県
  9. 香川県
  10. 福岡県
  11. 熊本県
  12. 沖縄県

参考:受験地・試験場について|国税庁

3の埼玉県・群馬県については、埼玉県と群馬県のいずれかを選択することはできません。

過去の税理士試験の日程は?

直近3年間に行われた税理士試験の日程を紹介します。

年度

受付期間

試験日程

合格発表日

2024年(令和6年)

2024年4月22日~2024年5月10日

2024年8月6日~2024年8月8日

2024年11月29日

2023年(令和5年)

2023年5月9日~2023年5月19日

2023年8月8日~2023年8月10日

2023年11月30日

2022年(令和4年)

2022年5月10日~2022年5月20日

2022年8月2日~2022年8月4日

2022年11月30日

 

まとめ

税理士試験は年に1回、例年8月上旬に3日間にわたって行われます。

受付期間は4月下旬から5月上旬頃で、郵送による申込書類の提出が必要です。

合格発表は例年11月下旬から12月上旬頃に行われます。

 

税理士試験の細かな日程は年によって違いがあります。

受験できるのは年に1回だけです。受験のチャンスを逃すことがないよう、税理士試験の日程を必ず確認しましょう。

 

税理士試験の受験前に知っておくべきポイントや注意点をまとめた以下の記事もぜひご覧ください。

税理士試験を受験!事前に知っておきたいポイントや注意点

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