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システム監査とは?仕事内容や有利な資格を解説

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監査

システム監査とは情報システムに関して実施する監査です。
情報システムが正常な状態であるか、企業活動にしっかり貢献できているかなどを監査します。


情報化社会である現代において注目度が高まっている監査ですが、まだ具体的な情報はあまり浸透していない状態です。
情報システムが対象で難しいイメージが広まっているのも、システム監査に抵抗を覚えてしまう原因といえます。


そこで本記事では、システム監査とは何かを徹底解説します。
システム監査に興味のある方はぜひお読みください。

システム監査とは

まずはシステム監査の基本的な事項です。
仕事内容やシステム監査の必要性などを紹介します。

仕事内容

システム監査とは情報処理システム全般に関する監査です。
活用しているシステムが信頼できるものか、システムが経営に貢献できているかなど幅広い視点から監査します。

具体的な監査内容の例は以下の通りです。

  • 情報システムの障害有無
  • 情報システムが信頼できるか
  • 情報システムの運用コストが大きすぎないか
  • 情報システムが企業活動に貢献しているか、必要性があるか

情報システムの監査は会計監査など他の監査と同様、その企業活動から独立した立場の人が実施するのが一般的となっています。
企業との関係性が深く利害関係にある場合、適切な監査が実施できない恐れがあるためです。
中立的な立場の人が実施する必要があります。

※内部監査や自社システムの強化として自社で「システム監査」と称して実施する場合、社内SEの業務と並行しておこなうケースもあります。

必要性

システム監査の業務は、情報化社会の現代においてかなり必要性が高いです。


現代の企業活動には、コンピューターなど情報通信機器の利用が欠かせません。
しかし一方で通信技術の活用によって、情報漏えいなどさまざまなトラブルも発生しています。


確かにシステム技術の発展と活用により、業務の効率化が実現できているでしょう。
システム技術は現代で必要不可欠な存在ではあるものの、専門性が高くトラブルの対処が難しいという側面もあります。
システム監査の実施により問題を早い段階で確認できれば、大きなトラブルにつながる前に対処しやすくなります。


情報技術の適切な活用のためには、システムが適切に活用できているか確認・把握が非常に重要です。

主な職場

システム監査の主な職場として以下が挙げられます。

  • 監査法人
  • 一般事業会社のシステム部門

一般的にシステム監査というと外部監査であり、外部の立場にある監査法人が実施するこあとをいいます。
しかし、先述したとおり内部監査や自社のシステム強化の一環として実施する場合、企業の情報システム部で行うことがあります。
独立性や中立性が必要ではあるものの、社内SEと兼任するケースもみられます。

システム監査で有利な資格とは

システム監査の業務をおこなう上で資格は不要ですが、持っていると有利な資格は存在します。
システム監査で有利な資格を3つ紹介します。

公認情報システム監査人

公認情報システム監査人(CISA)とは、ISACA(情報システムコントロール協会)が認定する情報システム監査の国際資格です。
ISACAは世界各地に200を超える支部を設置している組織なため、公認情報システム監査人の資格は、国を超えた幅広い場所で活かせます。


公認情報システム監査人の試験は通年実施されており、予約の枠が空いている好きな日に受験可能です。
試験はコンピューターを使って実施され、800点中450点以上で合格となります。
試験後すぐに仮の結果が表示され、本結果がメールで届きます。


公認情報システム監査人の試験は合格率が非公開ですが、難易度はそれほど高くありません。
ある程度の勉強はもちろん必要ですが、独学でも合格可能な試験です。

公認システム監査人

公認システム監査人(CSA)は、特定非営利活動法人日本システム監査人協会(SAAJ)によって認定される資格です。
企業や公共団体など、さまざまな場面の情報システム監査に対応できるだけの能力が求められます。


公認システム監査人の資格を得るには、後述するシステム監査技術者の資格の保有、もしくは指定されている認定演習の受講が必要です。
それに加え2年以上の実務経験が必須であり、さらに最終テストで70点以上を取得して合格となります。


システム監査人としての高いスキルが問われます。

システム監査技術者

システム監査技術者は情報システムの監査に関する国家資格です。
システム監査と直接関連する専門知識だけでなく、経営者目線や知識が必要な内容も問われます。


システム監査技術者は難易度が高めの資格であり、合格率は10%台と考えられます。
試験は4つのパートに分かれており、合格のためには午前I・午前II・午後Iで100点満点中60点以上、論述式の午後IIパートでAランクが必要です。
受験資格はないため誰でも受験できますが、数ヶ月にわたって地道な勉強が必要です。


システム監査の分野において知名度が高い資格で、高度な知識を証明できるため信頼を得やすくなります。
難易度が高い試験ではありますが、システム監査を目指す人におすすめできる資格です。

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システム監査として働く方法とは

システム監査として働く方法を紹介します。
転職活動で押さえたいポイントも紹介しますのでぜひご覧ください。

監査を実施する組織へ入社・入所する

システム監査の担当者になるには、監査を実施する組織への入社・入所が効率的です。
監査法人は会計監査のイメージが強いかもしれませんが、システム監査の部門も存在します。


また自社のシステムを監査する場合は企業に就職することになります。
ただし他の業務と兼任するケースも多いため、システム監査に集中したい場合は監査法人がおすすめです。

資格があると有利

システム監査に資格は必要ないとはいえ、転職の際に強いアピールポイントとなるのは事実です。
そのため余裕があれば、資格の保有も検討しましょう。


システム監査に関連する資格の中では、公認情報システム監査人が比較的取得難易度が低めです。
独学でも合格可能性が高い資格ですが、国際資格で知名度の高さと活躍できる場面の多さが期待できます。
システム監査に関連する実績が少ない場合でも、資格取得によって採用の可能性が高まります。

アピールを忘れない

転職活動で大切なのは資格や経歴だけではありません。
自身の資質や適性、さらには熱意などのアピールが非常に重要です。


優秀そうな人材であっても、社風に合わない・熱意が感じられない場合、採用を見送るケースが多くなります。
一方で適性の高さや強い熱意を感じれば、今後の可能性を考えて採用にするケースが十分に有り得ます。
採用担当者へ自身をアピールし、その企業で働きたい気持ちを伝えることが大切です。


もちろん熱意だけで合格できるわけではなく、経歴や能力などもしっかり確認されます。
自己アピールも経歴・能力も、どちらも重要な要素であることは事実です。

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まとめ

システム監査とは情報処理システム全般に関する監査を意味します。
情報化社会の現代において、トラブルの回避や適切な活用のためにシステム監査は欠かせない監査です。
主な職場として監査法人や、企業のシステム部門などが挙げられます。


システム監査に有利な資格である公認情報システム監査人は、国際資格ながらも比較的難易度が低めです。
公認システム監査人は資格取得の要件がやや複雑なうえ、実務経験も求められます。
システム監査技術者は難易度が高めですが、知名度が高く信頼を得るうえで有用です。


システム監査の分野で働くには、システム監査を実施する組織への入社が必要です。
資格があると転職活動で有利なため、可能であれば資格取得をおすすめします。
とはいえ資格や経歴を過信しすぎず、自己アピールも必要です。


システム監査とはどのようなものか、知っていただける助けになれば幸いです。

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