転職お役立ち情報
第二新卒が経理で働くためにやるべきことや必要なスキルをご紹介
第二新卒で経理を目指すなら、新卒や転職の方と違うことをやらなければ転職できないと思っている方はいませんか?
また経理は会社の土台となる職種のため、第二新卒は転職しづらいと思っている方もいるでしょう。
そこで今回は、第二新卒が経理で働くためにやるべきことや必要なスキルについてご紹介致します。
経理に転職したい第二新卒の方や、第二新卒だけど経理を目指せるのか心配な方は、ぜひ参考にしてください。
一般企業の経理・財務部門への転職を検討中の方向け
転職相談会
第二新卒でも経理で働けるのか?
結論から言うと、第二新卒でも経理で働くことは可能です。
これまでにも第二新卒で経理に転職した方はたくさんいます。
第二新卒であることがマイナス評価になる心配をする必要はありません。
しかし甘くはないので、しっかりと準備をしましょう。
新卒で入社した会社が合わないので、急に辞めるということはしないでくださいね。
経理に転職したい第二新卒がやるべきこと
第二新卒だからといって特別なことをする必要はありませんが、経歴がない分転職の準備はしっかりと行うべきです。
第二新卒の方が経理に転職するためにやるべきことを6つご紹介します。
- 転職市場の状況確認
- 経歴や経験から経理で活かせることを見つけておく
- 簿記の資格を取得する
- 1年半以上の就業経験が必要
- 経理で働きたい理由を明確にする
- 経理に特化した転職エージェントを利用
1つ1つ解説していきます。
転職市場の状況確認
転職する時には、必ず転職市場の状況確認をしておきましょう。
経理や営業など職種を絞って転職活動をするのであれば、なおさら状況確認は必須です。
市場状況の確認を間違えると、転職活動が長引いてしまいます。
売り手市場なのか買い手市場なのかや何が求められているのかなどを把握しておかなければなりません。
どんなスキルや資格を持っていれば、有利になるのかも把握しておくと内定をもらえる確率が上がるでしょう。
経歴や経験から経理で活かせることを見つけておく
面接では、「これまでの経験や経歴を経理でどのように活かそうとしているのか」を聞かれることがほとんどです。
この質問は、本当に経理を目指しているのかを判断するために聞かれます。
経理の仕事内容・求められるスキル・経歴の3つを照らし合わせて、答えましょう。
活かしたいスキルは、コミュニケーション能力でも資料作成でも分析スキルでも問題ありません。
大切なことは、なぜ経理で働きたいのかをしっかりと伝えることです。
簿記の資格を取得する
経理に関する資格を保有していない方は、簿記の資格を取得してから転職活動をすることをおすすめします。
経理で働いている方の多くが日商簿記の資格を保有しています。
簿記3級や2級を保有していないと求人に応募することさえできないこともあります。
転職したい企業を探しながら簿記3級を取得して転職活動をはじめるのを検討してみてください。
簿記2級を取得しているとさらに転職活動が有利に進むので、転職活動をスムーズに進めたい方は簿記2級取得をおすすめします。
日商簿記資格は3級を取得していなくても、2級の受験が可能です。
1年半以上の就業経験が必要
第二新卒の方は就業経験をあまり重要視されないケースが多いですが、実はポイントになるところです。
第二新卒の場合、どうしても経歴が浅くなってしまいます。
しかし、最低でも1年半以上の就業経験があると良いでしょう。
就業経験が半年や1年ほどになってしまうと、求人が見つからなかったり希望しているような条件の案件がなかったりすることが多くなってしまいます。
就業経験が1年半以上になってから転職活動を始めると良いでしょう。
第二新卒としては、就業経験が1年半以上〜3年程度の方が一番企業が欲しがるゾーンです。
経理で働きたい理由を明確にする
経理で働きたい理由は、必ず明確にする必要があります。
経理で働きたいと思ったきっかけやどんな仕事がしたいかなど、理由を話せるようにしておきましょう。
説得力のある理由であれば、面接での印象アップも期待できます。
経理に特化した転職エージェントを利用
第二新卒の場合、初めて転職活動をする方がほとんどでしょう。
就業経験が浅い方や未経験の職種を希望している方が転職を成功させるのはやはり難しいです。
さらに経理職は求人数は多いものの、専門性の高い職種になるため経験者から優先的に採用されていきます。
転職を成功させるためには、経理に特化している転職エージェントを利用するのも良いでしょう。
総合的な転職エージェントよりも経理について詳しく、未経験でも書類選考が通りやすくなるとされています。
絶対に経理に転職したいと思っている方は、経理に特化している転職エージェントをおすすめします。
第二新卒が経理に転職するまでのステップ
第二新卒であっても、経理に転職するまでのステップは他の転職活動中の方とほとんど変わりません。
転職活動のステップをご紹介します。
- 転職エージェントを利用
- 戦略を立てる
- 選考に参加
1つ1つ解説していきます。
転職エージェントを利用
転職エージェントを選ぶときは、いくつかのポイントについて自分の考えをまとめておきましょう。
多くの方が転職エージェントを選ぶ基準は、担当者との相性・実績の数・定着率などです。
初めて転職活動をするのであれば、すぐに転職先が見つかる方はなかなかいないので、担当者との相性で決めることをおすすめします。
良いエージェントが見つかれば、転職活動も進みやすくなるでしょう。
戦略を立てる
転職エージェントが決まれば、次は戦略を立てます。
すぐに動き出すべきか資格取得を先に進めるかなどを担当者と話し合います。
経理は繁忙期が毎年決まっているため、繫忙期をさけて転職活動をする方が多いです。
戦略の立て方によって転職活動の期間も変動します。
その通りに進むかどうかは別として、あらかじめ戦略を立てることは大切です。
選考に参加
いよいよ戦略通りに転職選考に参加します。
選考に必要な履歴書・職務経歴書の書き方や面接・筆記試験の対策などは、転職エージェントの得意分野なのでしっかりサポートしてもらいましょう。
どのステップも気を抜かずに行うことで、働こうと思える企業からの内定に繋がるはずです。
経理で必要なスキル
経理ではパソコン操作や会計や税務の知識など、多くのスキルが必要になります。
その中で見落とされがちですが、非常に大切なスキルがあります。
それは、コミュニケーション能力です。
経理の業務は他部署との連携がなければ業務が進まず、税理士や公認会計士との打ち合わせもあります。
パソコンとにらめっこしてばかりと思われがちですが、実際は多くの場面でコミュニケーション能力が必要なのです。
そのため同じ資格を持ち、同じようなスキルを持つ方が2人いる場合には、コミュニケーション能力で採用不採用が決まることもあります。
まとめ
今回は、第二新卒の転職希望者が経理で働くためにやるべきことや必要なスキルについてご紹介致しました。
第二新卒で経理への転職に成功している方は多くいるので、焦らず転職活動をすることをおすすめします。
やみくもに経理に転職することだけを考えるのではなく、これからのキャリア形成を考えながら戦略を練りましょう。
Profile レックスアドバイザーズ
公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
■公認会計士・税理士・経理の転職サイトREX
https://www.career-adv.jp/
■株式会社レックスアドバイザーズ
https://www.rex-adv.co.jp/
公認会計士・税理士・経理・財務の転職は
レックスアドバイザーズへ