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大手税理士法人についてーその特徴や働き方を解説

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大手税理士法人についてーその特徴や働き方を解説

税理士の勤務先として人気なのが、大手税理士法人です。
この記事では、大手税理士法人の特徴や、大手税理士法人に就職・転職するために必要なスキルについて解説していきます。

1.大手税理士法人とはー規模や仕事内容について

大手税理士法人とは

大手税理士法人とは、一般的には従業員数が600名以上の税理士法人のことを指します。
大手税理士法人のクライアントは大手上場や外資系企業、金融機関などの大企業が多く、高度な税務業務や国際税務、コンサルティングなどのサービスを提供しています。

大手税理士法人の業務内容

大手税理士法人では、①税務申告業務、➁国際税務に関するアドバイザリー業務、③M&Aや組織再編に関するアドバイザリー業務、④移転価格税制に関する業務などの業務を行っています。

①税務申告業務とは、クライアントの代わりに税務申告書を作成したり、クライアントの作成した税務申告のレビューを行う業務です。大手税理士法人のクライアントは、海外展開している大企業や外資系企業が多いため、連結納税に関する申告業務も数多く取り扱っています。

➁国際税務に関するアドバイザリー業務とは、インバウンドやアウトバウンドの税制、タックスヘイブン税制、外国税額控除などに関するアドバイスを行う業務です。大手税理士法人は世界規模の会計事務所とパートナーシップを結んでおり、そのグローバルネットワークを駆使して、国際税務業務を行っています。

③M&Aや組織再編に関するアドバイザリー業務とは、M&Aや組織再編を行う際の税務デューデリジェンスやストラクチャー考案などに関するアドバイスを行う業務です。

④移転価格税制に関する業務とは、2か国以上をまたがる取引について、移転価格の妥当性の検証や、取引の文書化などを行う業務です。

その他にも、税務ガバナンスの構築や、非居住者に対する確定申告業務など、様々な業務を行っています。

2.大手税理士法人ー4大税理士法人(Big4)

4大税理士法人とは

大手税理士法人の中でも、以下よりご紹介する4つの税理士法人を4大税理士法人またはBig4税理士法人と呼びます。
4大税理士法人は売上、従業員数ともに国内トップであり、全世界に展開している会計事務所とパートナーシップ契約を結び、グローバルな業務を行っています。

EY税理士法人

EY税理士法人は、2002年にアーンスト・アンド・ヤングのメンバーファームとして設立された法人です。
約1割の従業員が欧米やアジアから出向している外国人で、社内のプレゼンテーションも英語で行われるなど、グローバルを意識した社風といえます。

EY税理士法人には、大きく分けて以下の6つの部門があります。
・企業税務コンプライアンス
・企業税務アドバイザリー
・国際税務
・トランザクションタックス
・駐在員税務アドバイザリー
・関税・国際貿易アドバイザリー

世界各国の拠点に500人以上の日本語を話せる専門家を置き、日本企業の海外進出のサポートを行っています。

KPMG税理士法人

KPMG税理士法人は、2004年にKPMGのメンバーファームとして設立された法人です。
従業員数は約750名で、以下のようなサービスを提供しています。
・国際税務サービス
・国内税務サービス
・M&A、組織再編、企業再生
・不動産関連
・証券化、リース関連
・移転価格サービス

KPMGは、監査、アドバイザリーなどの8つのファームを日本に展開しており、KPMG税理士法人はその中の1つです。
これら8つのファームが連携し、クライアントに対して様々な視点から、ニーズに合致したサービスを提供しています。

デロイトトーマツ税理士法人

デロイトトーマツ税理士法人は、2002年にDeloitteグループのメンバーファームとして設立された法人で、以下のようなサービスを提供しています。
・ビジネスタックスサービス
・インターナショナルタックスサービス
・移転価格サービス
・関税サービス
・アウトソーシング
・M&A税制サービス

デロイトトーマツ税理士法人は国内16か所に事務所を設置し、この国内ネットワークを活用しながら、各都市の環境、習慣、ニーズを熟知したサービスを提供しています。

PwC税理士法人

PwC税理士法人は、2002年にプライスウォーターハウスクーパースのメンバーファームとして設立された法人です。
PwC税理士法人では以下のようなサービスを提供しています。
・企業税務
・インターナショナルタックス
・税務ガバナンス・レポーティング
・金融ビジネス・投資ストラクチャー

PwC税理士法人は、グローバルに活躍する人材の育成に積極的に取り組んでおり、海外研修制度や海外勤務制度などが充実しています。

3.その他の大手税理士法人

4大税理士法人と同規模の税理士法人として、以下の2つが挙げられます。

辻・本郷税理士法人

辻・本郷税理士法人は、全国57支部を有し、クライアント企業数は1万社を超えます。
法人向けだけではなく個人税務サービスも充実し、とくに相続税申告業務には力を入れており、税理士のみならず司法書士や不動産鑑定士などの専門家と連携して、クライアントのニーズに合ったサービスを提供しています。

税理士法人山田&パートナーズ

税理士法人山田&パートナーズは、国内に17拠点、海外に5拠点を設け、法人や個人のクライアントに対して税務・会計業務やコンサルティング業務を行っています。
国際会計ファームであるグラントソントンと提携しており、また、国内ではコンサルティング会社・弁護士法人・司法書士法人・行政書士法人・社会保険労務士法人と提携してさまざまなサービスを展開しています。

4.大手税理士法人に就職・転職するために

では、大手税理士法人に就職・転職するためには、どのような資格やスキルが必要なのかを解説していきます。

新卒採用で入社するために必要なスキル

大手税理士法人の新卒採用に関するデータは以下の通りです。

給与:25万~30万程度
募集学部:全学部・全学科、海外大学からも採用
応募条件:税理士資格の有無や、英語力は問わない・法人によっては海外留学経験者歓迎
福利厚生:研修制度や資格取得支援制度が充実している
採用人数:10~20名程度

このように、新卒で入社する場合は、資格や英語力の要件はありません。ただ採用人数が少なく、また採用大学も東京大学、慶応義塾大学などの国内難関大学や、海外大学が多いため、入社難易度は高いといえます。また、法人によっては面接前にインターンへの参加を義務付けている法人もあります。

中途採用で入社するために必要なスキル

大手税理士法人では、年間を通して積極的に中途採用を行っています。
中途採用では、ほとんどの求人が税理士や税理士科目合格、公認会計士などの資格を応募条件としています。
会計事務所(税理士法人)や監査法人での経験が歓迎されることが多く、国際税務に関する求人ではビジネスレベルの英語力も求められます。

5.まとめ

以上が、大手税理士法人の特徴です。
大手税理士法人へ新卒で入社したい場合は、税理士などの資格を取得する必要はありませんが、英語力を高めておくとよいでしょう。
一方、中途採用で入社したい場合は、税理士や公認会計士などの資格や科目合格が必須となります。もちろん業務内容によっては、高い英語力も求められます。

大手税理士法人への就職や転職を考えている方は、この記事をぜひ参考にしてみてください。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
■公認会計士・税理士・経理の転職サイトREX
https://www.career-adv.jp/
■株式会社レックスアドバイザーズ
https://www.rex-adv.co.jp/

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