転職お役立ち情報

フリーランスの公認会計士が業務委託で活躍する方法

会計士の転職お役立ち情報

会計士のイメージ

年収3,000万円を目指す30代フリーランス会計士

会計士にも、業務委託という働き方が増えています。

働き方改革の広がりもあり、特に30代会計士の間でもフリーランスとして業務委託という選択が徐々に浸透しているようです。

 

中には監査法人に在籍した頃よりも稼いでいる会計士も少なくないとか。

今回は、独立後にフリーランス会計士として活躍し業務委託で3,000万円を稼ぐ、とある30代男性会計士の例をご紹介します。

【公認会計士・公認会計士試験合格者対象】
なんとなく転職したい・中長期でキャリアを考える方向け
転職相談会

詳細はこちら

会計士としての経歴

大学卒業後、23歳で中堅監査法人に入所。

4年間監査業務を経験した後に1年インチャージを経験、その後はM&A仲介会社で5年間M&A業務を担当しました。

監査法人、M&A仲介会社ではともに中小企業のクライアントを複数担当。

特にM&A仲介会社に在籍中は、クライアントに深く入り込んで経営者と二人三脚でM&Aを進めていました。

売り手・買い手の双方の間に立ち交渉、仲介をする機会が多く、案件の組成から企業価値評価、条件交渉、契約締結まで広く経験しスキルを磨きました。

しかし激務が続き仕事とプライベートの両立に苦戦。

 

M&A仲介の経験を活かしながらも時間と場所に縛られない働き方を実現したいと34歳の時に独立。

現在はフリーランス3年目です。

フリーランス転身後の仕事の獲得方法

フリーランスに転身して業務委託で稼いでいく場合、自分で案件や求人を探すあるいは紹介してもらうというというのが仕事獲得の流れになります。

監査法人やM&A仲介会社にいた頃のように自動的に案件が割り振られるわけではありません。

 

最初は苦労しますが、過去培ってきた人脈や求人のエージェントをうまく活用することで比較的安定して仕事の獲得が可能です。

人脈を活かす

最初に勤務していた中堅監査法人からは、業務委託で監査業務を担当しています。

在籍していた当時と同じようにインチャージとして案件を担当するケースもあり、過去の経験がそのまま活かせています。

フリーランスでも会計士としてのスキルを用い、こうした案件を通して最新の会計基準の情報を得ること、横の繋がりを作っておくのは非常に有効です。

 

M&A仲介会社では、当時クライアントを担当した経営者の方から紹介をいただくこともあります。

M&A仲介の仕事の特性上、経営者の方と踏み込んだコミュニケーションをとることが多いため、その後も長くお付き合いが続く経営者の方が複数います。

自分自身がフリーランスとして独立したこと、M&Aを検討している知り合いの経営者の方がいたら声をかけてほしいことを率直に伝えます。

経営者や経営にかかわるポジションで仕事をする人は、仕事でのつながりを大事にする方が多いので、稼げるフリーランスを目指すには、自分自身を売り込んでおくのは大切です。

 

会計士や中小企業の経営者が集まるセミナーや交流会に積極的に参加するのも手です。

最近では無料のセミナーも多いので、コネづくりから始めようとする人は積極的な参加をおすすめします。

エージェントを使う

コネや紹介から案件をもらうといっても当然常にあるわけではありませんので、業務委託の求人を紹介してくれるエージェントに登録しておくのも欠かせません。

エージェントの場合、登録した際に面談があり、自分の経歴や経験、求人に対する希望条件など細かく伝えられます。

エージェントが保有する求人の中から自分に合ったものを紹介いただけるという仕組みです。

 

M&Aの求人は表に出ていない非公開の求人が多いので、会計系の求人に強いエージェントの利用をおすすめします。

(レックスアドバイザーズは会計業界特化のエージェントで、IPOやCFO案件、M&Aなど会計士資格を活かせる案件が豊富です)

求人情報はこちら

公認会計士の求人・転職情報一覧

CFO・CFO候補の求人・転職情報一覧

まとめ

監査法人でのインチャージ経験を通して案件を主体的に動かすノウハウを学び、M&A仲介会社でM&Aに係わるすべての業務を一通り経験できたことが現在の自信につながることになります。

 

中小企業のM&Aを請け負う業務委託の場合、企業の状況や経営者の考え等によってかかわる業務範囲はさまざまです。

どんな企業に買ってもらいたいか、という最初の段階から関わることもあれば、DD(デューデリジェンス)を担当してほしい、企業価値算定の部分で力を貸してほしいという部分的な業務委託もあります。

売り買いの相手企業の選定から契約締結まで、さらにPMIを見据えM&A後の安定稼働まで携わってほしいなど、案件ごとに依頼は違うでしょう。

当然契約期間や報酬にも大きく差があります。

自分の希望する案件を選択し、業務量を調整でき、先の見通しが立てやすいという点でも業務委託の働き方にはメリットがあるでしょう。

 

業務委託のデメリットとしては、案件探しが難しい点です。

上述の通り、エージェントやマッチングサイトを利用して案件を探すことになりますが、案件の質やクライアントの細かい要望まで事前に把握した上で契約しないといけません。

いざ仕事を始めた際にスキル不足を感じたり、報酬に見合わない業務量を課されたりするというケースもあります。

 

レックスアドバイザーズでは、自分が持つスキルとこなせる業務量を明確にして登録しておくことで、よりご自身の希望に合う案件の紹介が可能です。

双方納得した上でのマッチングができるためミスマッチが起こりにくく、安心して仕事ができます。

 

業務委託で仕事をしたいという会計士の方は、ぜひご活用ください。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
■公認会計士・税理士・経理の転職サイトREX
https://www.career-adv.jp/
■株式会社レックスアドバイザーズ
https://www.rex-adv.co.jp/

公認会計士・税理士・経理・財務の転職は
レックスアドバイザーズへ

カジュアルキャリア相談 カジュアルキャリア相談