公認会計士・税理士 キャリアアップ通信

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会計事務所への転職時期 求人が多く出るのはいつ?

会計事務所といえば、会計のプロである税理士や公認会計士の転職先として大人気です。

人手不足の昨今、採用活動は常に行われていますが、求人の多い時期や求めるスキルの特徴などがあります。転職を成功させるには、これらの情報をキャッチしておくことが肝要です。

この記事では、会計事務所の年間スケジュールをもとに、求人の多い時期や特徴、具体的な転職の方法をわかりやすく解説します。

 

会計事務所の年間スケジュール

最初に、法人顧問を主業務とする一般的な会計事務所の年間スケジュールを見てみましょう。

会計事務所は一年中常に同じ量の仕事があるわけではありません。一般的な事業会社と比べて、繁忙期と閑散期の差が大きいという特徴があります。

 

1月から3月は、一年の中でもっとも会計事務所が忙しい時期です。1月は償却資産税の申告や給与支払報告書の作成業務などがあります。2月からは確定申告の時期となるので、個人事業主や個人のクライアントを多く持つ事務所は3月までは忙しい時期が続きます。

 

確定申告が終わった4月の業務量は落ち着きます。

しかし5月に入ると、3月決算企業の法人税申告がピークを迎えるため、再び多忙な時期となります。

 

6月以降は徐々に業務量が減少していきます。税務調査対応や、3月決算以外の企業の申告などはありますが、5月までに比較すると落ち着いています。

11月以降は翌年の準備をするために徐々に業務が増加するので、6月から10月がゆとりのある閑散期といえるでしょう。

 

会計事務所の求人ピーク

会計事務所の年間スケジュールをもとに、求人のピークを確認してみましょう。

会計事務所における採用は、主に二つの軸があります。

未経験者あるいは経験の浅い方の採用(ポテンシャル枠)と、税理士や事務所経験の豊富な方の採用(即戦力枠)です。

それぞれでピークが異なります。

 

ポテンシャル枠の場合、税理士試験後にあたる8月と9月がピークになります。

試験前は勉強に集中する方が多いため、試験直後に一気に採用活動が活発になります。

専門学校での合同説明会もこの時期に行われますし、大手事務所の採用説明会も行われます。

チャンスの多い時期ですので、波に乗り遅れないようにしましょう。

またこの時期の採用では、会計事務所から「早めの入社をしてほしい」という要望もあります。

ポテンシャル枠ですので、繁忙期前に入社して業務に慣れてもらい、戦力になってほしいという考えです。

入社までのスケジュールも頭に入れ、早めに活動をスタートすることを心がけましょう。

 

即戦力枠は常に募集をしているため、求人の大きな増減はありませんが、会計事務所の年間スケジュールの閑散期はやはり採用が活発です。

繁忙期が終わり、翌年の繁忙期に向けて人員の足りない部署や配置の検討が行われ、採用方針が決まります。

ポテンシャル枠の採用とも並行して行われますが、繁忙期が近づく直前の9月から11月がピークといえるでしょう。

 

求人のピークについてお伝えしましたが、あくまでもピークであり、他の時期に求人がないわけではありません。

あえてピークの時期をはずし、ご自身に合う事務所をゆっくりと探すという方法もいいでしょう。

 

会計事務所への転職の方法

最後に、会計事務所への転職方法をご紹介します。

会計事務所への転職と一口に言っても、転職活動をの方法はさまざまです。

転職の方法によって、メリットやデメリットがありますので、自身に合った方法を選択しましょう。

 

【直接応募】

一つ目は、会計事務所の求人に直接応募し、選考結果の連絡や日程の調整、内定や入社のやり取りを直接行う方法です。

求人は事務所のホームページやハローワーク、求人広告サイトがあります。

求人広告サイトは広告料金がかかっていますが、後ほど紹介する転職エージェントよりは安価ですみ、会計事務所にとって費用的負担の少ない採用方法といえます。

費用的負担が少ないため、ポテンシャル枠やブランクのある方などに採用のチャンスがあるというメリットがあります。

いっぽう、デメリットもあります。

費用的負担の少ない方法を選択しているのは、小規模であったり、採用にお金をかけられなかったりする事務所が多く、給与面や福利厚生面でやや物足りない印象を持つ可能性があります。

また、転職活動におけるやり取りのすべてを自分で行わなければなりません。

日程調整だけでも、複数の事務所にチャレンジする場合は煩雑になりますし、スケジュールを合わせなければなりません。給与など条件面の交渉も自分で行わなければならないので、やりづらいという面があります。

 

【リファラル採用】

最近増加傾向にあるのがリファラル採用です。

リファラル採用とは、自社内で働いている社員から紹介された人材を採用する方法です。つまり、知人が働いている会計事務所に自分を推薦してもらい、選考を経て入社する方法です。

リファラル採用のメリットは、入社する前に転職先の会計事務所について詳しく知ることができる点です。

事務所で実際に働いている知人から社内の雰囲気や給与体系、残業の程度などを詳しく聞けるため、ミスマッチを軽減することができます。

デメリットとしては、知人から紹介された事務所で働くことの責任の大きさがあります。

入社してすぐの退職はもちろん、期待通りのパフォーマンスを出せないと紹介した知人に迷惑がかかります。

入りやすいが辞めにくい、という点が特徴でもあります。

 

【転職エージェント】

最後に紹介するのは、転職エージェントを活用する方法です。

転職エージェントを利用する最大のメリットは、事務所の情報を第三者的な目線で得られることと、選考のアドバイスやコツを教えてもらえることです。

多くの転職者をサポートしてきたエージェントからアドバイスをもらえれば、転職を有利に進められるでしょう。

また、エージェントを利用して採用する場合は他の方法に比べて費用がかかります。大手事務所や成長中の事務所を狙う場合は、転職エージェントを活用すると効率的でしょう。

デメリットとしては、選考のハードルが高めになることです。

費用をかけて採用するため、即戦力枠の募集が主となります。ポテンシャル枠の採用は少ない傾向がありますが、昨今の人手不足&採用難を反映して、未経験の方や経験の浅い方にもチャンスが増えてきているようです。

転職の成功に向け、転職の時期や方法を検討し、ご自身に有利になるよう活動を進めていってください。

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