【経理】年収より労働環境を重視！長期勤続とワークライフバランスが叶うメーカーへ

転職相談にいらしたのは、40代男性です。前職では製薬メーカーの経理部に勤務し、経理・財務業務の取りまとめ、原価計算、資金管理、財務諸表の作成、監査法人の対応など幅広く対応。

経理部長として部を統括していました。しかし、会社全体の業績が落ちたことにより、経理部も規模縮小を余儀なくされることに。

もともと過度な残業を強いられる職場環境であったため昨年から転職を考えていた上に希望退職者を募っていたこともあり、このタイミングでの転職を決意。

レックスアドバイザーズの転職相談を予約しました。

下記のポイントをもとに、求人選びのアドバイスをしました。

• 過去の経験が活かせるポジション
• 年収は維持したい
• 長期就業の出来る安定した企業
• 過度な残業のない、働きやすい労働環境

長期就業が可能で、ワークライフバランスも実現出来る環境を求めて、老舗の化学メーカーに応募。

今回ご紹介したのは、創業当初より無借金経営を続ける安定企業です。 中途入社の方の離職率も低く、長期就業者が多い会社で落ち着いて働ける環境ということもあり、候補者が希望している条件に合致していました。

ただ、前職より年収が下がってしまう点について懸念をされており、応募段階ではあまり前向きではありませんでした。

書類選考通過後もなかなか本人の中で温度感が上がらなかったようで、選考を進めるかどうか悩んでいたようです。

応募先の化学メーカーの人事の方は何度もお会いしたことがあり、人事の方の人柄を含めて、会社の雰囲気がとても合っていると感じていました。

そのことをお伝えし、「ぜひ面接で先方と直接話をして判断してみてはどうか」ということで、面接を受けられました。

面接直後に感想を伺ったところ「会社の雰囲気が良く、長く働いていけそうな会社です。何より人事の方のお人柄、そして考え方が素晴らしい。一緒に働いてみたいと強く思いました。」と志望度が上がっており、とても前向きな考えに変わっておりました。

一方の企業側も、即戦力として活躍出来るスキル・経験に加えて、組織内のマネジメントポジションで、部内を取りまとめていけるマネジメント力と周囲と連携をとりながら仕事を進めていけるバランス力を高く評価してくださっていました。

当初選考プロセスとして3回の面接を予定しておりましたが、会社側の採用の温度感が高いということもあり、2回の面接で終了。内定をもらうことが出来ました。

年収面では前職より下がってしまうものの、長期就業、ワークライフバランスを実現出来るという条件をクリアしていること、そして何より「この会社でこの人達と働いていく」という明確なイメージを持てたことが入社の大きな決め手となりました。

HPや求人情報では、その企業の表面的な部分しか分かりません。

ただ最も重要なのは、そこの会社で働く自分をイメージ出来る「会社の生きた情報」があるかどうかです。

直接自分自身でその企業を見ることが一番大切ではありますが、転職者にとってそれは容易なことではありません。

まず私たちコンサルタントが、HPや求人情報では伝えきれない「会社の生きた情報」をお届けいたします。

会社の雰囲気や、そこでどんな人が働いていて、自分はどんなキャリアを今後描いていけるのか。

少しでも自分がこれから歩んでいく道がイメージ出来るよう転職のお手伝いしていきます。