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税理士の転職成功事例

【税理士】50代後半・会計事務所未経験 今後は税理士としての道を歩んでいきたい!と決意:転職成功までの道のり

男性 50代後半 税理士

一般企業 経理部長

会計事務所

ご相談にいらっしゃったのは、一般企業で経理実務を20年以上積まれてきた57歳の経理部長。
30代後半から税理士試験を受け、大学院にも通って免除の要件を満たし、実務要件についてもクリアした税理士登録可能な方です。
これまでずっと一般企業で働いてきたため、会計事務所の経験はなし。また、経理や税務についても自社についてのみの経験を積んできた方です。経理部長として現在も責任ある立場で活躍をしている中での転職相談だったため、まずは転職理由を丁寧にうかがいました。

『60歳を目前に、これから定年後の自分のキャリアを考えた。当初は知識の補助のつもりで取得した税理士だが、60歳以上でも現役でバリバリと働けるのは大きな魅力。今後は税理士としてのキャリアを積んでいきたい』

との強い決意でした。
しかし、会計事務所未経験であることやご年齢をふまえると、簡単な転職活動ではないことが予想されました。妥協して転職し、相談者のキャリアのマイナスになることも避けなければいけません。じっくりと意見交換をしながら、短期決戦ではなく長期決戦での転職活動をサポートすることになりました。

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■転職成功までの道のり

■初回キャリア面談(転職サポートの登録後、最初の面談)
短期決戦ではなく、長期勝負になるだろうという予測を伝え、互いに妥協せずに頑張ろうと確認。
乗り越えなければならない課題やアピールポイントをまとめて求人探しをしていきました。

  • 売り手市場とはいえ、会計事務所未経験でのキャリアチェンジは容易でない
  • 50代後半となると、事務所の所長クラスのポジションを期待する求人がほとんど
  • 税理士登録できる状態だというのは大きな強み
  • 一般企業の経理経験やマネジメント経験は貴重

 

■転職活動スタートから3か月
どんどん受けてみたいということで会計事務所に20社以上応募するも、書類選考に通過できず。
やはり難しいのではないかと相談者も気落ちしてしまったため、ここからは厳選して応募する作戦に変更。
相変わらず書類選考には通過できませんでしたが、求人ひとつひとつを吟味し、自分に合うかどうかに重点を置くようにしていきました。
この時点で「転職できるならどこでも良い」という姿勢が多少あったのを払拭できたのは後々のためになりました。

 

■10か月後
ある会計事務所が税理士法人化を目指すことになり、税理士登録可能者であれば年齢不問で募集したいという相談が!
とにかく人物重視で、もうひとりの社員税理士との考えや志向が合うことを第一にしたいという求人となり、さっそく応募&この事務所に決定となりました。

 

■選考通過のポイント
①会計事務所の所長は30代後半。年長の所員もいる状況で後継したため、新たに採用する税理士は年長の方がいいのでは…と考えていたところ、一般企業でしっかりと組織マネジメントの経験を積んできた相談者はまさに適任でした。

②税理士とスタッフで分業したり、新しいシステムを導入したり、生産効率をあげていきたいと考えている事務所。
新しい取り組みをやっていくため、むしろ会計事務所は初めてで新鮮な視点を持っているところが合っていたようです。

③クライアントの税務を見るのは初めてとなる相談者でしたが、事務所のクライアントは古いつき合いのところも多く、無理なくスタートできる環境、また、税務のスキルも身につけつつ、事務所運営にも取り組める環境でもありました。
選考は1回でしたが、その後、一緒にやっていけるかという話し合いを何度も重ねて無事に決定となりました。転職活動スタート時は「転職できるのであればどこでも…」という考えが、活動に時間をかけたことで、自分のやりたいことやできることが明確になり、非常に良いディスカッションができたそうです。
夢を諦めず、チャレンジし続けた結果、会計事務所へのキャリアチェンジに成功しました。

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