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公認会計士に必要なスキルとは?スキルを活かすための転職先について解説

公認会計士に必要なスキルや、スキルを活かすための転職先について解説していきます。
公認会計士は、会計や監査の専門家として活躍することが企業に期待されています。
どのようなスキルが必要なのか、把握しておきましょう。
公認会計士に必要なスキル
公認会計士は資格を取得するのが難しいので、一定程度のスキルが求められていることも多いです。
試験を通じて身につく知識が沢山あり、知識を実務で活かしていくことが求められているのです。
公認会計士に必要なスキルについて、3つに分けてご紹介していきます。
- 高難度の資格
- 試験で身につく知識も沢山
- 実務経験が大切
1つ1つ解説していきます。
高難度の資格
公認会計士試験は、合格率1割前後の高難度な資格です。
会計や監査のスペシャリストとして、社会的に認知されている資格と言えます。
資格を有しているだけで就職や転職を有利に進めていけることも少なくありません。
一方で、ハイクラス転職においては、より高い実務経験や知識が求められることもあるので、注意が必要です。
試験で身につく知識も沢山
公認会計士試験では、簿記や管理会計だけではなく、監査や法律、税務に至るまで学びます。
試験で身につく知識は多様であり、働いていくにあたって、事前知識としては十分かもしれません。
一方で、実務で求められるのは、知識を活かした実務経験やスキルの応用です。
業務を行いながら、どのようなキャリアを積んでいくかが大切になってきます。
実務経験が大切
公認会計士の行う業務は専門性が高く、研修に時間がかかってしまいます。
効率的に業務を行って貰いたい会社が必要としているのは、即戦力となる人材です。
実務経験のある人材は、就職・転職を有利に進めていけることが多いです。
ですが、必ず実務経験がなければいけないということでもなく、自身に適合した就職・転職先を選ぶことが大切になります。
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公認会計士における必須スキル
公認会計士は、会計や監査などのスキルを兼ね備えている必要があります。
スキルの程度に関しては、会計や監査の専門家として一般的なレベルよりも高くなると考えられます。
求人内容に記載がなくても、期待されていることも多いので、必須スキルを日頃から身につけておくことが大切です。
公認会計士における必須スキルを、4つご紹介していきます。
- 会計
- 監査
- 税務
- 基礎的なPC操作
それぞれ解説していきます。
会計
公認会計士は、会計の専門家でもあり、会計に関する知識は必須スキルと言えるでしょう。
記帳は勿論、誤った会計処理がないか確認する立場に置かれることも少なくありません。
決算や財務諸表分析に至るまで、会計に関する多岐に渡った知識が必要になります。
また、管理会計に関する知識は、経営にとても大切です。
予算や原価の管理体制を強化していくことで、経営を有利に進めていける可能性が高まります。
監査
公認会計士に認められている法定監査は、独占業務です。
監査は、公認会計士のスキルとして社会から求められており、身につけておかなければなりません。
会社法監査や金融商品取引法監査、内部統制監査など、総合的にキャリアを積んでいくことが大切です。
専門的かつ難解な会計処理を分析して、適正に表示しているのかを把握する能力は、公認会計士特有のスキルと言えます。
税務
税金に関しては税理士が専門ですが、公認会計士は税理士の資格を持つことができますし、論文式試験で法人税・所得税・消費税が出題されます。
税務の知識を実務で積極的に活かして貰うことが期待されているのです。
会計と税務は切り離せず、並行してスキルを身につけていく必要があります。
基礎的なPC操作
昨今の会計処理は、会計システムを利用していることが多いです。
高度な技術ではありませんが、基礎的なPC操作ができなくては仕事にならないと言えます。
会計システム自体も進化してきているので、基礎的なPC操作は効率的な会計処理には必須スキルです。
公認会計士が差別化を図れるスキル
公認会計士の必須スキルは、兼ね備えておくべきものです。
一方で、それだけではより良い転職をしていくことができないかもしれません。
差別化を図っていくためには、どのようなスキルが必要なのか、把握していくことが大切です。
公認会計士が差別化を図れるスキルを、3つご紹介していきます。
- 営業力
- 語学スキル
- 経営力
1つ1つ解説していきます。
営業力
独立した場合や、社員の少ない会社の場合には、特に営業力が必要になってきます。
知識やスキル、実務経験を兼ね備えていたとしても、信頼してもらわなければ活きてきません。
自身で会計事務所などを運営していく場合には、自社のサービスを的確に相手に伝える営業力が必要になってくるのです。
語学スキル
語学が堪能の場合には、外資系企業でも問題なく働いていけるでしょう。
公認会計士は、高度な業務をこなしていく以上、海外の取引先などと連携していることも少なくありません。
会計や監査、税務などの知識に加えて、語学スキルがあると差別化に繋がります。
経営力
公認会計士は、専門性の高さから、経営層との関わりが強い場合も多いです。
財務的視点や非財務的視点を問わず、経営について考えていけることが望ましいと言えます。
一歩引いて、定性的に考えられる能力も経営には必要です。
スキルを活かすための就職・転職先
実際にスキルが身についていたとしても、活かせる環境でなければ意味がありません。
キャリアビジョンを考えながら、自身に合った就職・転職先を見つけていくことが大切です。
公認会計士には、会計の専門家として、スキルを活かして活躍していくことが期待されています。
スキルを活かすための就職・転職先を3つご紹介していきます。
- 会計事務所
- コンサルティングファーム
- 監査法人
それぞれご紹介していきます。
会計事務所
会計事務所では、個人や法人の「税務の代理」・「税務書類の作成」・「税務相談」を行っています。
税務に会計の基礎知識は必須であり、公認会計士は知識を既に持っているかもしれません。
また、独立して活動することも可能なので、公認会計士の転職先としては適しています。
コンサルティングファーム
公認会計士は、監査を通じて数多くの会社に接してきていることが多いです。
問題に直面している会社を実際に見てきており、問題解決能力も自然と身についていることが考えられます。
会計の視点から、より具体的にアドバイスやサポートができることは、強みと言えます。
監査法人
公認会計士と言えば、監査法人です。
独占業務を忠実に行っていき、監査の能力を高めていくことも、差別化と言えるかもしれません。
改めて監査法人に転職することで、スキルを存分に発揮していくことができます。
まとめ
公認会計士に必要なスキルとは?スキルを活かすための転職先について解説してきましたがいかがだったでしょうか。
公認会計士は、高度な専門性からより高いスキルが求められることも少なくありません。
社会的にどのようなスキルが求められているのか、把握していく必要があります。
必須スキルとともに、差別化について考えていくことで、スキルを活かして有利に転職活動を進めていけるかもしれません。
会計や監査、税務に至るまで、日々の業務を通じて研鑽していくことが大切になってくるのです。
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