転職お役立ち情報

税理士は事務所転職にどのサイトを使うべきかをみてみよう

税理士の転職お役立ち情報

悩む女性

税理士が転職を決意し新たな会計事務所を探す場合、何を目的にするかさまざまです。

将来のキャリアプラン、年収や待遇、勤務環境などを鑑みる場合。

比較的人間関係が近くクライアントとの長期的な関係が多い中小規模の会計事務所を選ぶ場合もあるでしょう。

大規模な案件や会計事務所でのマネジメント経験を経験したい、一般の会計事務所では経験することができないような高度な案件に携わりたい人にとっては、中堅規模以上の会計事務所やBIG4と呼ばれる最大手の会計事務所が魅力に映ると思います。

転職先に求める期待値と目的はは人それぞれです。

 

転職を検討する際にはまず転職サイトを確認することから始まります。

全国に所在する会計事務所の募集内容を確認し、希望に沿った勤務地や待遇であるか、求人先が求めている条件を満たしているかどうかを検討し、実際に応募するまでのプロセスには相当の手間がかかります。

 

転職サイトも大手、準大手、専門家向けのサイトもあり多様ですのでそれぞれの転職サイトの概況を知って、どのサイトを利用することがいいかを見てみましょう。

 

 

大手の総合転職サイトでは、全国からの求人案件を掲載し案件の母数が大きく、様々な求人動向を確認することができます。

自分の転職市場価値がどれくらいか(年収はどれくらいを期待することができるか)をある程度判断可能です。

様々な案件を見比べることで、同様の条件でもより良い待遇や年収を提示している会計事務所を選択できるのです。

 

中堅規模の転職サイトでは各地域に特化した転職情報を中心に掲載しており、希望する勤務地の条件にあうサイトであれば、大手の転職サイトにはない案件を見られます。

中小規模の会計事務所の求人が多く掲載される傾向にあるようです。

 

外資系の転職サイトではBIG4や外資系クライアントが多い大手の会計事務所の案件を中心に掲載しています。

英語力が一定以上あることを条件としている場合が多いため、求人を探すことのハードルが高くなっているのが特徴です。

提示される年収は一般的な会計事務所の年収と比べると高い傾向にあります。

 

税理士など専門家向けの転職サイトでは、事業承継、相続税案件や海外展開企業における海外税制対応、M&Aに関連する税制対応があるかどうかなど、税理士目線の案件紹介となっているケースが多いです。

希望内容に沿った会計事務所を検索しやすいメリットがあります。

 

複数の転職サイトや転職エージェントに履歴書などの情報を登録し、自動マッチングメールやスカウトメールを待つ方法を取れば、情報収集もできるのでやってみると良いでしょう。

1.転職サイトに掲載される会計事務所の求人数は思っているよりも少ない

全国に所在する様々な規模の会計事務所は不定期で求人を出します。

求人の背景は主に退職者の補充です。

しかし、大手の会計事務所やBIG4と呼ばれる最大手の会計事務所では業容拡大、プロジェクトに応じた優秀な人材を募集しています。

 

多くの求人案内は転職サイトが中心になりますが、求人を公にしたくない場合や、よりマッチした人材を採用したい場合は、非公開求人としてとして掲載されるか、転職エージェント経由での応募になります。

また、税理士をめざして専門学校に通っている場合は、就職相談室などがあるので利用すると良いでしょう。

 

実際の転職サイトにおける税理士の求人は、その多くが大手の会計事務所やコンサルティングファームからのものです。

全国にある会計事務所の数からすれば税理士をターゲットとした求人数はそれほど多くはありません。

 

税理士そのものを募集する案件数は少ない背景には、募集要項には明示されないことがほとんどですが、実質的な年齢制限があるためと考えられます。

税理士として広く転職サイトで募集されるのは30代までが想定されていることがほとんどです。

40代以上の税理士に対しては、専門性や豊富な経験、マネジメント力や経営に携わる姿勢が求められるため、この場合も非公開求人や転職エージェントでの募集となります。

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2.会計事務所に直接応募する方法もある

会計事務所が募集をする際は、一般企業と同様に理想的な条件をまずは提示します。

中小規模の会計事務所では、主に人件費の観点から税理士よりも科目合格者を優先する傾向にあります。

これは科目合格者が将来税理士試験に合格することを直接・間接に応援することで定着率を高める目的も兼ねているのです。

この規模の会計事務所では、主に職員の知人や友人、学校のOBなどの人脈から税理士を募集することがあります。

そのような誘いがあったらまずは直接話を聞いてみることも良いでしょう。

 

中堅規模以上の会計事務所では、税理士でなければできない税務相談と申告書の作成などの業務を、相当数のクライアントに対して行っています。

それゆえに、担当税理士が退職する場合は早期にその欠員を募集します。

 

クライアント増加や事務所の規模拡大、欠員補充で募集するタイミングで会計事務所に直接応募することができれば、採用責任者や採用の意思決定者である所長税理士と早期に面接できる可能性があります。

 

中小規模の会計事務所ではホームページの開設がない場合があり、地域によってはハローワークなどで求人を見つけることが可能です。

 

中堅規模の会計事務所以上になると、求人は自社のホームページで受けつけているほか、公開求人または未公開求人として大手の転職サイトを中心に幅広く掲載しています。

主な求人は、税務の特定分野を考慮した即戦力としてのものです。

資産税や事業承継、金融など特定分野の専門的な経験があれば、転職希望者が自ら応募してその強みを説明することで面接・採用に至るスピードが早い可能性があります。

3.税理士は転職サイトに登録し、エージェントと連絡をとろう

転職の気持ちが固まらずどうすべきか悩ましい時期でも、転職サイトには登録をして、転職情報の収集を開始しておくことをおすすめします。

 

大手の転職サイトでは基本的に無料で公開求人案件を確認できます。

年収や勤務地などの転職希望条件を登録しておけば、自動メールで該当案件の連絡が届くようになり効率的に案件を探すことができます。

税理士など専門家向けの転職サイトでは、履歴書などの個人情報を登録することで非公開求人案件を検索できるようになるほか、転職エージェントからのスカウト案件も確認できるようになります。

 

転職エージェントは非公開案件をサイトに掲載し、登録後にコンサルタントとの面談が設定され、転職希望者の要望や人柄をヒアリングします。

その場で複数の案件が紹介されますので希望条件に近いかどうか、案件を直接見ながら転職活動を進めていきましょう。

 

外資系企業への転職を検討している場合、転職エージェントも外国人になる場合が多くあります。

担当コンサルタントが、ヒアリングにて転職希望者の英語力を確認するのが通例です。

事前に職務経歴や履歴書、及び転職の理由は英語でしっかりと説明できるように準備する必要があります。

 

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4.まとめ

転職サイトを経由して会計事務所に応募するメリットは、情報収集を効率的にできること、メルマガなどで継続的にマッチした求人が案内されることです。

また、サイトを経由して転職エージェントのアプローチがあります。

 

転職エージェントは転職希望者によりマッチした非公開求人を紹介し、選考では面接日程の調整や、内定時には給与交渉を対応をしてくれることも魅力です。

転職活動においては、転職サイトやエージェントをうまく利用していきましょう。

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
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