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公認会計士試験に受かる人の特徴と合格するための方法は?
公認会計士に受かる人に特徴はあるのでしょうか。
公認会計士は日本トップクラスの難関資格であり、試験に受かるには相当の努力が必要です。
資格として人気があり、試験には多くの人が挑戦します。
しかし、合格は決して容易ではありません。
せっかく挑戦するなら、公認会計士試験に受かる可能性を少しでも高めたいところです。
試験突破のために、押さえたいポイントを確認していきましょう。
受かる人にはどんな特徴があるのか?
どんな勉強法が受かる可能性を高めるのか?
これらを知ることが、公認会計士の資格取得への第一歩です。
公認会計士試験や合格率に関する基礎知識
公認会計士試験を受ける上で欠かせない、試験の概要や合格率、合格に必要な勉強時間といった基礎知識を紹介します。
公認会計士試験は短答式と論文式というふたつの試験から成り立ちます。
基本的に毎年5月と12月に行われる短答式、8月に行われる論文式、いずれの試験も受験資格の要件は特にありません。
したがって単位や学歴に関係なく、誰でも挑戦できる試験です。
令和3年度の公認会計士短答式試験は、合格者数2,060人、合格率は20%強という数値となりました。
論文式試験は令和2年分が最新データのため、こちらを利用します。
論文式試験の受験者数は3,719人、合格者数は1,335人でした。
合格率は35%程度です。
合格までに必要な勉強時間
公認会計士試験の合格には、かなりの勉強量が必要です。
必然的にトータルの勉強時間も長くなります。
一発合格や短期合格など、比較的勉強期間が短い場合でも、3,000時間前後は必要と考えられます。
4,000時間を超えるケースも珍しくありません。
よりじっくり勉強する場合、もしくは試験に何度も挑戦する場合はさらに長いです。
公認会計士試験に合格するためには、かなりの勉強時間が必要です。
更に詳しく知りたいという方は「公認会計士の試験とは?内容や科目について解説」もご参照ください。
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公認会計士試験に受かる人の特徴
難関といわれる公認会計士試験。受かる人には、いくつかの特徴がみられます。
どのような特徴があるか解説します。
公認会計士試験に受かる人の特徴:必要な勉強量をしっかりこなせている
公認会計士試験の合格には、非常に多くの勉強量が必要です。
試験に合格できる人は、この膨大な勉強量をしっかりこなせています。
勉強量の確保は単に時間的余裕が大きいほど上手くいくとは限りません。
高い自己管理能力や、試験に合格したいという強い目的意識も重要です。
公認会計士試験に合格するためには、必要な勉強量を漏れなくこなさなければなりません。
勉強できなかった部分がある、勉強量が少なめという場合は不安が大きくなってしまいます。
公認会計士試験に受かる人の特徴:スケジュールを守れている
公認会計士試験の勉強は年単位という長さで取り組むことが一般的です。
このような長期戦だからこそ、スケジュールを計画し守る必要があります。
いくら理想的なスケジュールを立てたとしても、計画を実行できなければ意味がありません。
本当に大切なのは、勉強をすることそのものです。
スケジュールを守りしっかり勉強できる人ほど、公認会計士試験に合格する可能性が高くなります。
既に触れた内容ですが、公認会計士試験の勉強には自己管理能力が必要不可欠です。
自己管理をおこないスケジュールを守ることが、試験合格のために大切です。
公認会計士試験に受かる人の特徴:目標に向けて効率的に勉強できている
毎日の勉強時間や勉強量の大小だけが大切なわけではありません。
より質の高い勉強を実施するために、目標に向け効率的な勉強を進める必要があります。
勉強時間や量が確保できていても、試験合格という目標に向けた意欲がないと身が入りません。
前向きな気持ちは勉強の質をあげるために非常に重要です。
また効率の悪いダラダラとした勉強も、内容が伴わず力をつけられないでしょう。
目標への前向きな気持ちと効率的な勉強は、勉強の質を高め自身の力をつけるために欠かせないものです。
これらを実行できる人ほど、公認会計士試験に合格できる可能性が高まります。
公認会計士試験に受かるための勉強法とは
公認会計士試験に合格するためには勉強方法に工夫が必要です。
具体的な内容について解説します。
無理のないスケジュールを立て、しっかり守る
前述のように公認会計士試験は長期戦かつ難易度が高いため、スケジュールの計画と自己管理が非常に重要です。
試験日までのスケジュールを無理のない範囲で立て、それをしっかり守って勉強を進めます。
余裕のないスケジュールは少しのズレが全体に大きく影響してしまい、計画が無駄になってしまう恐れがあります。
またスケジュールを守らなければ、必要と考えていた勉強時間および量の確保もできません。
公認会計士などの難関資格は、計画性とそれを守る力が必要不可欠なのです。
公認会計士試験に合格するためには、勉強スケジュールという土台をしっかり組む必要があります。
苦手やミスを放置しない
公認会計士試験は出題範囲が広く深い内容なうえ、捨てて良い分野は存在しません。
どのような内容が出題されても対応できるよう、苦手やミスを放置せずすぐに対策が必要です。
できない部分が残ったままだと、試験で解けないリスクも高くなってしまいます。
公認会計士試験に合格するためには、なるべく多くの問題を解くことが大切です。
苦手やミスの放置は、試験に合格できる可能性を下げてしまう行為でしかありません。
避けたい気持ちがあるのは自然ですが、そこを耐えてしっかり対策しましょう。
問題演習や模試で自身のレベルを把握する
資格試験に合格するためには、知識量や理解の程度だけでなく、自身のレベルについて正しい認識も必要です。
問題演習の繰り返しや模擬試験の受験をし、自身のレベルを把握するようにしましょう。
いわゆるインプットと呼ばれる勉強だけでは、実際に問題を解くだけの力を身につけることは困難です。
また本番に近い形の問題を解かないと、自分の実力と合格レベルまでの距離が把握できません。
合格レベルまでの差によって必要な勉強内容が変わるため、レベルの把握は必要不可欠です。
なお実力がついたと自信をもってから問題演習や模試を受けるのは効率的とはいえません。
今の実力を正しく把握するために、自信の有無に関係なく定期的に実施することが大切です。
まとめ
公認会計士試験は短答式と論文式それぞれの試験に合格する必要があります。
短答式試験の実質的な合格率は20%程度、論文式試験の場合は35%程度です。
必要な勉強時間は最低でも3,000時間、しかしそれを遥かに上回る勉強時間となるケースも珍しくありません。
公認会計士試験に合格できる人は、必要とされる勉強量をしっかり達成しています。
スケジュールを守って勉強するのも大切なポイントです。
目標に向けて意欲的に、効率よく勉強できる力も、合格する人に見られる特徴です。
公認会計士試験に合格するためには、無理のないスケジュール計画を立て、それを守ることが大切です。
合格率を高めるため苦手やミスの放置はせず、すぐに対策しましょう。
自身の実力を把握するために、問題演習や模擬試験の受験も有用です。
公認会計士試験の合格に向けて、前向きに取り組むことが大切です。
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