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監査法人のパートナーについて徹底解説!

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皆さんは監査法人のパートナーという役職を聞いたことがあるでしょうか。

監査法人に就職すると、様々な役職を経て、最終的にパートナーという職を目指します。

今回は、監査法人の仕事内容と共に、パートナー職について解説します。

監査法人とパートナーの概要

そもそも監査法人とは何か?

公認会計士が在籍する監査法人では、企業の会計資料の監査を行います。

企業が作成した決算書を精査し、不正や不備がないかを第三者の視点から確認することで、その企業の決算書を始めとした会計資料に信用を与える仕事です。

高い専門性と客観性、倫理観が求められる仕事であり、社会的な意義も大きいといえるでしょう。

 

監査法人に入社すると、未経験の場合はまず「スタッフ」から経験を積み、そこから「シニアスタッフ」そして「マネージャー」から「パートナー」とキャリアを形成します(企業によっては更に細かくキャリアが分かれています)。

パートナーは監査法人における最終キャリアで、一般企業で言うと役員に該当する役職であるといえます。

パートナーの仕事内容

パートナーは一般企業における役員です。

役員ですから、現場で仕事をするというよりは経営やマネジメントを行うことがメインの仕事になってきます。

企業が作成した決算書に「問題無し」とお墨付きを与えるのもパートナーの仕事であり、何か問題があった時に全ての責任を背負うのもパートナーの責務です。


この役職は、働き続ければ誰もがなれるわけではなく、高いマネジメント能力、監査能力、コミュニケーション能力など、様々な能力を持っている人のみが就ける役職です。

パートナーに求められる能力

パートナーは、ただ監査が出来れば誰もがなれるというわけではありません。

高い監査能力に加えて、スタッフやシニアスタッフを適切にアサインする能力、部下や周囲の人間からの人望や、それを得るための高いコミュニケーション能力、また時にはコンサルタントとしての分析能力や、市場の動向を踏まえて新たな仕事を獲得していく能力など、会計士としての基礎的な能力に加えて様々な能力が必要とされます。


このようなことを踏まえると、監査法人のパートナーには、高い客観性や倫理観、監査能力といった基礎的な能力に加えて、常に学ぶことを欠かさない姿勢であること、高みを目指して努力し続けられる姿勢が必要になってくるといえるでしょう。

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監査法人のパートナーになるには

監査法人でのキャリア形成

監査法人でキャリアを重ねる場合、まず見習いスタッフとしてキャリアをスタートします。

ここではパートナーになるまでのキャリア形成の例を見てみましょう。

  1. スタッフ
    新人や経験の浅い職員が担当する職階です。監査法人ではこの役職からキャリアを形成し、この頃は主にサポートとして、与えられた仕事を地道にこなし、知識と経験を身に付けます。
  2. シニアスタッフ
    数年間スタッフとして経験を積むと、次はシニアスタッフという職階になります。スタッフとして働き始めてから大体4年前後でシニアスタッフとなる例が多いといわれています。シニアスタッフ職ではクライアントと監査チームの橋渡し役としてまとめていく他、スタッフ職員の教育も同時に行っていきます。
  3. マネージャー
    シニアスタッフとして数年経験を積み、成果を残すと、次はマネージャーという職に就きます。マネージャーはその名の通りマネージメントが主な仕事であり、一般企業で言うところの管理職に該当します。主にスタッフやシニアスタッフのマネジメントを行い、業務が問題なく遂行出来るよう管理していきます。マネージャーになるには8~10年程度の経験が必要といわれていますが、勿論結果を残さなければマネージャーになることはできません。シニアスタッフから数年でマネージャーになるような人もいれば、10年以上もシニアスタッフとして働き続ける人もいます。監査法人で働く中で、キャリアの分岐点になる役職であるともいえるでしょう。
  4. パートナー
    マネージャーとして経験を積み、その功績が認められると、晴れてパートナーという職に就くことができます。パートナーはその名の通り共同経営者で、一般企業でいう役員に該当し、実務面から一歩離れて会社経営を行うことがメインの業務になります。最高責任者として職員の監査業務を管理するほか、コンサルティング、新規顧客の獲得といった仕事をしていきます。

パートナーになるために必要なこと

パートナーになるためには、スタッフ時代からの地道な努力が欠かせません。

与えられた業務に真摯に取り組むのは勿論のこと、新しい業務や知識を積極的に獲得していく姿勢が必要です。


さらにキャリアを積んでシニアスタッフやマネージャーになると、部下と良好な関係を築くと共に、上司からの信頼も得ていく必要があります。

いくら仕事が出来るとはいえ、上司の言うことを全く聞かず、部下に当たり散らすような人を会社の代表にしたいとは考えないでしょう。


パートナーには、単に仕事ができるということ以外に人望も必要なのです。

監査法人のパートナーの待遇について

パートナー及び監査法人の年収は?

監査法人におけるパートナー職の年収はどれくらいなのでしょうか。

一般的に公認会計士という資格は難関資格として知られており、公認会計士が行う監査の仕事の報酬も、その責任の重さに比例して一般のサラリーパーソンよりも高い傾向にあるようです。


それではキャリア別に年収を見てみましょう。

  1. スタッフ
    スタッフ職の平均年収は400~500万円程度であるといわれており、月収ベースでいうと30万円前後になります。
  2. シニアスタッフ
    シニアスタッフの平均年年収は700~800万円、月収ベースで言うと50~60万円程度になります。
  3. マネージャー
    一般企業でいうところの管理職に当たるマネージャーの平均年収は800~1,000万円程度、月収も60~80万円程度になるでしょう。
  4. パートナー
    いよいよパートナーの年収のご紹介です。パートナーはその名の通りの「共同経営者」で、一般企業で言うと執行役員や役員の立場です。このクラスになると年収は1,500万円を超えることは多く、平均的な月収も100万円前後になります。

パートナーの仕事は激務?

パートナーは、非常に責任の大きな仕事を行います。

監査の最高責任者として企業の決算書に判子を押すのもパートナーの仕事であり、有事の際には全責任を負います。


また会社の代表として外部企業とも積極的にコミュニケーションをとり、信頼を得られなければ会社全体の評価を下げてしまいかねません。

それに経営者としての立場もあるため、会社の経営が傾けばそれはパートナーの責任にもなってきます。


このように責任の大きさ、求められる能力の高さと多岐に渡る業務範囲から、パートナーの仕事は激務であると言えるでしょう。

その分、大きなやりがいのある役職であるといえるでしょう。

パートナーの次のキャリアについて

監査法人におけるパートナーは最終キャリアであるため、そのまま定年を迎える人も勿論います。

しかし中には、監査法人のパートナーとしてのキャリアを活かして別の企業で挑戦するケースもあります。


例えば企業のCFO監査役がその例として挙げられます。

中には会計事務所に転職し、これまでの「企業の監査役」としての仕事から「企業の共同経営者」としてのキャリアを選ぶ人もいるようです。

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まとめ

監査法人のパートナーは、非常に多くの能力と人望が必要とされる仕事です。

責任も大きく非常に大変な仕事であることに変わりはありませんが、その分、大きなやりがいが感じられる仕事でもあります。

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