公認会計士・税理士 キャリアアップ通信

転職成功ガイド

45歳税理士の転職で失敗しないためのポイント

一般的に40代での転職は苦戦すると言われています。

マネジメント職での採用が多くなるため、経験や知識、人柄などが完全にマッチする人を採用したいという要望が強く、なかなか内定まで至りません。

ところが、税理士の場合は事情が違います。

税理士有資格者の平均年齢は60代と高くなっており、40代はプレイヤーとして活躍する世代で、経験やスキルの面でもバランスが良いと評価されています。

年齢にあまり関係なくチャンスの多い税理士の転職ですが、チャンスが多いからこそありがちな失敗には注意が必要です。

そこで今回は、45歳の税理士の方が転職をしようとしたときに注意すべきポイントを紹介していきます。

 

【45歳税理士の転職理由とは】

現在会計事務所で活躍している45歳の税理士は、月次や年次決算、確定申告や法人決算といった税務申告書の作成はもちろんのこと、相続税や事業承継、国際税務といった高度な税務業務に携わってきているのではないでしょうか。

また、部下のマネジメントをしたり、事務所の幹部として組織を運営したりしている方もいるでしょう。

では、なぜこのタイミングで転職するのでしょうか?

45歳の経験豊富な税理士が、現在の職場から新しい環境に飛び込んでいく理由が重視されます。

マネジメント業務が増えてきたのでもっとプレイヤーとして活躍したい、事務所のクライアント減少やそれに伴う給与の減少、働き方の改善、業務の幅を広げたいなど、さまざまな転職理由があるでしょう。

面接官はこの理由を詳細に確認してきます。

転職理由が曖昧だと、転職後に何をめざしたいかがわからず、ミスマッチが生まれる懸念があります。せっかく採用したのにすぐに辞めてしまうという事態は、採用側がもっとも避けたいリスクです。

転職理由を明確にしておけば、その後のキャリアについても見えてきますので、転職活動の第一歩として、なぜ転職したいのか、何をやりたいのかを問いかけてみてください。

 

【45歳の税理士の転職先の選び方】

 

やりたい業務を明確に!

転職理由をはっきりさせたことで、次の事務所でやりたいこと、実現したいキャリアも明確になっていると思います。

応募する段階、そして選考の段階でしっかり伝えていきましょう。

45歳というと事務所の中でも中堅以上のポジションになることがほとんどですので、採用側もやってほしい業務や将来象がはっきりしているはずです。

互いの希望が合致しているかどうかはポイントのひとつです。

 

ポジションについて

ポジションにこだわりはあるでしょうか?

45歳はマネジメントポジションになることも多いですが、マネジメント業務が主になるのか、プレイングマネージャーとして前線で活躍するのかで、業務はまったく異なります。

また、入社後の昇進についても注意が必要です。

会計事務所(税理士法人)では、ポジションが横並びになっていることがあります。

つまり、税理士有資格者は全員がマネージャーで、その上はないというケースです。

現在の組織がどうなっているのか、有資格者の人数はどれだけいるのかなど、確認が必要です。

 

事務所の成長性について

会計事務所は所長の高齢化があり、一般企業と同じく事業承継が問題になっています。

合併や買収が多く見られるようになってきました。

クライアントの獲得状況はどうなっているでしょうか?

積極的に獲得をしていない場合、近い将来に閉鎖や売却を考えていることもあります。

また、継続を考えている場合でも、思うようにクライアントを獲得できていないケースもあり、知らずに入社して営業に注力しなければならないと事態になってしまうかもしれません。

45歳の税理士であれば、事務所の屋台骨ともなるべき存在です。事務所の成長性、将来性についてはぜひ把握しておきましょう。

一次面接の時点では質問が難しいかもしれませんが、二次面接や最終面接のタイミングに話題にし、将来について意見交換をしましょう。

 

新しい業務へのチャレンジ

これまで法人顧問業務を中心に法人クライアントに接してきた税理士が、相続を中心とした資産税業務にチャレンジしたいという要望はよくあります。

現在の事務所でやりたい業務がない場合、転職によって業務の幅を広げるのは、税理士業界ではよくあることです。

30代の若手であれば、まったく異なる業務にチャレンジするのも良いでしょう。

しかし、45歳の場合は、これまでの経験をベースとしたうえで、プラスアルファでチャレンジするようにしましょう。

これは年収の問題が大きくあります。

いくら経験豊富な税理士であっても、初めての業務をメインに任せるとなると、できる保証がないため、年収が低くおさえられてしまいます。

または、入社年度は前年度年収を参考にして同等を維持していたとしても、思うような活躍ができないと次年度に大きく年収がダウンしてしまうリスクがあります。

専門職だからこそ、厳しい評価もありうる税理士ですので、経験してきた業務と新しい業務の割合には注意が必要です。

 

【45歳税理士の転職で失敗しないためのポイント まとめ】

いかがでしたでしょうか?

税理士業界は、もともと活発に転職活動が行われてきました。業務の幅を広げるために新しい事務所にチャレンジすることが多くありました。

このため、あまり年齢を気にせずに転職をする業界です。

しかし、税理士の人手不足に伴う採用難が続き、各事務所は「採用した人には長く働いてもらいたい」という考えにシフトしつつあります。

人事制度や福利厚生も、長期勤続に合わせたものになってきています。

45歳の転職はチャンスが多いですが、採用企業の思惑も考え、失敗のない転職をしていきましょう。

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