【イベントレポート】第2回監査役を目指す会計人向け勉強会

11月13日（水）、監査役をめざす会計人向け勉強会の第2回を開催いたしました。

第1回目は【監査役の位置づけや役割】というテーマで知識を深めましたが、今回は【実践版】ということで、現在監査役に就いている方、近い将来監査役に就くことを想定している方の参加が多かったようです。
奥住講師との距離も近く、講義中も10名の参加者とキャッチボールを重ねながら、濃密な講義が展開されました。

セミナー

実際に監査役に就いて行う監査業務について、現在だけでなく今後求められることについて具体的な講義が中心となったセミナーでした。
・周囲との連携については？
・社外取締役とはどのような方法で接点を持つのか？
・監査法人とのディスカッションで重視することとは？
・内部監査人に求めること。など、
監査役になるための大事なポイントに絞ってご紹介。

また、「妥当性判断」についても言及があり、時代にマッチした監査役像が奥住講師から提示されました。
とくに盛り上がったのは、企業不祥事の際の監査役の役割について。
年々増加する企業不祥事のうち、実際に新聞をにぎわせた事例をあげ、対処方法や果たすべき報告などの解説がありました。事例に沿って解説したことで、参加者にとって理解しやすい内容となり、「なるほどそういうことか」と頷く参加者が多かったのが、とても印象的なセミナーとなりました。

アフターセミナー

実践版ということで、質疑応答タイムに飛び出す質問も具体的なものが多くありました。
質問が尽きず、セミナー終了後も奥住講師と直接お話しする参加者も複数いらっしゃいました。
お帰りの際、受付にて「勉強になりました」と伝えてくださる方がほとんどで、満足度の高い充実の勉強会となったことで、参加者の皆さまに少しでも監査役の具体的イメージをお伝えすることができたのではないでしょうか？

～人と企業の成長支援～

REXは「人」も「企業」もどちらも共に成長することを理念に掲げています。
誰にとってもより良い社会を目指すためには、どちらも欠けてはなりません。
この理念を基に、今後とも多種多様なセミナー・交流会を開催することで皆さまの今後のキャリアのサポートを行っていきます。

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講師紹介

奥住　良一(金融内部監査士)

(略歴)
都市銀行及び現在のきらぼし銀行にて、国内業務、国際・海外業務、証券業務等幅広く経験。銀行の常勤監査役を７年務め、その間公益社団法人日本監査役協会・会計委員会委員として、全国の監査役に向けた監査業務の在り方や監査法人との連携の強化施策の構築等に注力した。
また、人材育成をライフワークとして、地方銀行協会、放送大学、社会起業大学、明治大学専門職大学院等で数多く講師を務めている。
現在は、中小企業と地域金融機関に向け、人材育成及び経営改革とガバナンスの強化等の支援を行うべく「アイ経営研究所」代表として活動。

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