企業別インタビュー

【税理士法人タクトコンサルティング】資産税コンサルとしての成長と活躍を実現!年収とワークライフバランスも充実

【税理士法人タクトコンサルティング】資産税コンサルとしての成長と活躍を実現!年収とワークライフバランスも充実

更新日:2024.10.02

税理士法人タクトコンサルティングは、資産税の分野で業界トップのコンサルティング・ファームです。タクトコンサルティングで活躍する税理士の宮田卓さんと江崎隆一さんに資産税の経験、年収や働き方などについて話をうかがいました。

資産税に強い税理士になりたい!と税理士法人タクトコンサルティングへ

業界屈指の資産税専門コンサルティング・ファームとして知られる、税理士法人タクトコンサルティング。

創業50年の実績とノウハウで、個人や法人の資産に関する課題を幅広くサポートしてきた、資産税のコンサルティングではトップを走る存在です。

業界内でも高めの年収水準やメリハリのある働き方を実現しているのも、タクトコンサルティングの特長です。

今回は、レックスアドバイザーズの紹介でタクトに入社した税理士の宮田卓さんと、タクトが4社目だという税理士の江崎隆一さんに、資産税の経験から年収・働き方までをざっくばらんに語っていただきました。

まずはおふたりの経歴から聞かせてください。

宮田卓(以下宮田):私は、大学卒業後に3年間アルバイトをしながら勉強に専念し、税理士試験に合格しました。

最初は80人くらいの規模の税理士事務所で法人顧問や確定申告業務を中心に経験しました。5年勤務したタイミングで、資産税をやりたかったのでレックスに紹介いただいて、タクトに転職をしています。

 

江崎隆一(以下江崎):私は就活をしないで大学を卒業し、当時フラフラとしながらどう生きていこうかと考えていたのですが、資格を取ることで自由に生きたいと思い、税理士を目指しました。

2年間勉強に専念し、1年間は働きながら、計3年で税理士試験に合格しました。

タクトに入社するまでには、3つの会社を経験しています。

最初は大手の税理士法人で、中小企業の顧問から相続税申告まで幅広く経験しました。次にBig4に興味があったので、その中の一社の税理士法人に転職し、さらに不動産に関するコンサルティングにも興味があったので、財産コンサルティングの会社でも働きました。

いろいろと経験した結果、資産税に強い事務所で経験を積み、資産税に強い税理士になりたいと思い、タクトに入社をしました。

そもそも税理士を目指すきっかけが何かあったのでしょうか?

江崎:『ショーシャンクの空に』という映画を見たのがきっかけです。税金や会計の知識を活かして刑務所で生き抜いていく主人公の姿を見てかっこいいと思い、税理士を目指しました。

本を読んだり、業界研究をしたりして、税理士という職業が目指すに値するかを考えたりもしましたが、いまは自分の選択が間違っていなかったと思っています。

 

宮田:私は大学時代に就活で何社か面接を受けてみて、興味がある商材やサービスがなかったため、自らの知識で仕事ができて、独立という選択肢もある資格を取ることにしました。

もともと計算が得意だったので、自分も税理士か公認会計士かというところで、最終的には5科目すべてを一度に合格しなくていい税理士を選びました。

宮田さんは転職の際に弊社(レックスアドバイザーズ)の人材紹介サービスを利用されましたが、いかがでしたか?

宮田:レックス以外に転職エージェントを使わなかったので比較はできないのですが、単純にレックスに相談して良かったと思っています。

初めての転職をどうしていくかと考えていた時期にいろいろと相談ができて、助かりました。「資産税をやりたい」というざっくりしたイメージを伝えるところから始まり、ヒアリングをしてもらいながら、幅広い選択肢からタクトに決断をするまでをしっかりサポートしてもらえたという印象です。

ちなみに江崎さんも転職エージェントに登録して、企業とマッチングをしてもらったり、転職のアドバイスやサポートを受けたりしましたか?

江崎:私は直接応募が多いですが、いろいろな情報を持っているだろうから相談したいと考えて、エージェント経由で応募したこともあります。

なぜ資産税の道に進もうと思ったのかも聞かせてもらえますか?

江崎:母が亡くなった時に自ら相続税の手続きをやったのですが、当時は会計業界に入ってすぐだったこともあり、ものすごく大変でした。

自分もそうでしたから、税金の知識がまったくない状態で相続を進めなければならないお客様はより大変ですよね。だからこそ税理士が支援できる領域は広く、役に立てる部分も多いと考えて、資産税をやろうと思いました。

資産税は、お客様ごとに資産や家庭の状況も、課題も異なります。それぞれのお客様の役に立てる部分を考えていくことにやりがいを感じるので、資産税をやろうと思ったところも大きいです。

 

宮田:私は税理士試験で所得税法と相続税法を受験していて、もともと資産税に興味がありました。

法人税の申告業務だと対象が経営者のみになってしまいますが、個人であれば所得がある方や資産を持つ方全員が対象になるので、いろいろと幅広くやれると考えたところもあります。

タクトコンサルティングで感じる「責任と自由」

税理士 宮田卓氏

税理士 宮田卓氏

タクトは資産税コンサルティングでトップを走っていますが、実際に働いてみてどんな印象ですか?

宮田:資産税をやりたいと、タクトの他にも面接を2社受けたのですが、タクトは役員の話がいちばんわかりやすかったのが決め手になりました。

また、役員の話とカジュアル面談で聞いた話も乖離がなく、本当にこういう事務所なのだろうと確信が持てたので、入社を決めました。

実際に働いてみて、いまは自分の確信が間違っていなかったと感じています。

 

江崎:もともと資産税のコンサルの経験が豊富な方と一緒に働くことができて、いざ自分が営業する際に役立つスキルを得られる環境に行きたいと思っていたのですが、実現ができています。

タクトは、各自に責任がある一方で、非常に自由度も高い事務所だとも思っています。

タクトコンサルティングはパートナー、営業税理士、アソシエイト税理士で構成されていると聞いていますが、責任と自由はどのような場面で感じますか?

江崎:税理士も、入社して3年目ぐらいまでは営業のメンバーと一緒に動きます。

自分はいま入社2年目なので、まだ案件を取ってきて自由に動けるというわけではありませんが、自ら情報を整理しながら動くことが求められます。2年目でも与えられている裁量は大きいと感じていますね。

 

宮田:私はいま入社3年目なので、すでに1人で動いています。

お客様を訪問して、経営者の方と話して顧問報酬の交渉をするという営業の部分もやり始めているのですが、すごくやりがいがあります。

他の多くの事務所は相続が発生した後の話や申告業務がメインだと思うので、生前の対策をメインにやっているのが、タクトと他の事務所の大きな違いかなと思います。

 

江崎:他の事務所とはお客様の層が違う部分もあると思います。中には東京で有数の資産家の方もいらっしゃり、他の事務所では得難い経験ができています。

営業のメンバーと一緒に動くことで、メンバーの持つ人脈の中でお客様と知り合えることも多く、そこから自分なりの人脈を作っていくこともできていますね。

どんな業務を担当しているかも具体的に聞かせてもらえますか。

宮田:いちばん多いのは、相続税の対策や株式の承継対策ですね。相続税の申告ももちろんやります。

タクトは元々不動産の税務に強い事務所のため、不動産に関する相談が多いのも特徴かと思います。

生前の対策は、お客様の資産状況や親族関係などに合わせてオーダーメイドで考えるので、すごくやりがいがあります。

入社してからギャップを感じたこともありますか?

江崎:業務に関しては、本当に入社前に想像していた通りの幅広い仕事ができていると思っています。

その上で、もしかしたら入社してみてギャップがあるかもしれない点をお伝えすると、タクトは教育がOJT中心で、手厚く教えるタイプの事務所ではないというところですね。

だた、興味があれば本は経費で購入できますし、セミナーにも参加できます。

入社したので教えてくださいというスタンスの人はギャップを感じるかもしれませんが、自らどんどん学びたいという人ならば、やはり自由で働きやすい環境だと思います。

 

宮田:3年ほど働いてみて、自分もこんなに自由な事務所はないと思っています。

「こんなことをやりたい」と言えばやらせてもらえることも多いですし、自ら仕事を取ってきてもかまいません。

先ほども言ったように、入社前の印象とのギャップもまったくないので、いまのところ転職も考えていません。

転職をして年収アップしましたか?

税理士 江崎隆一氏

税理士 江崎隆一氏

タクトは業界内でも年収の水準が高いとも聞いています。話せる範囲で構いませんので、年収についても聞かせてもらえますか?

宮田:まず、前の事務所よりも明らかに残業が減っています。業界内でも残業は少ない方だと思いますし、その上で年収も上がりました。

自分の仕事をしっかりやっていれば、ちゃんと評価される会社だと思います。

 

江崎:年収は高い方だと思いますし、営業職ではなくても業績賞与が思ったよりもらえますので、現状でも満足できていますね。

営業職については、営業の成果に応じてリターンがある報酬体系になっているので、やった分だけもらえる環境も整っています。

 

宮田:他の多くの税理士法人のように、職位のランクが決まっていてそこを上がっていかないと高い報酬が得られないわけではないのも、タクトの特長かもしれません。

職位に関係なく、営業の成果次第で高い報酬を得ることができます。入社面接の際に「こんなに稼いでいる人もいる」という話も聞きましたが、実際他の事務所ではなかなか稼げない額を稼いでいる人もいます。

職位の話で言うと、マネジメントではなくスペシャリストとして極めていくという選択肢もあるのでしょうか。

宮田:もちろんあります。営業が全てではなく、どちらかといえば事務系の税理士として、資産税の専門性を高めて活躍している者もおりますし、企画のスペシャリストとして進みたい道を選択することもできます。

先ほど残業の話も出ましたが、働き方にメリハリがあるのもタクトの特長だと聞いています。実際に働いてみてどうですか?

宮田:仕事量や残業に関しては本当にホワイトだと思います。

繁忙期はもちろんありますが、19時になるとオフィスにほとんど人がいないこともあり、一般的な事務所と比べると残業はかなり少ない方だと思います。

自分の業務をこなしていれば帰れますし、有給を取る際に何か言われたこともありません。

 

江崎:自分も、ワークライフバランスはいままで転職してきた中でいちばん取れています。

特に子どもが生まれてからは、子どもと遊ぶ時間が確保できていますし、朝礼などもないので、時差出勤制度を利用して毎日保育園に子どもを送ってから出社をしています。

そうやって柔軟に働けるのはとてもありがたいですね。

ただそうなると、逆に自ら管理をする必要も出てきます。

特に複数のメンバーと動いている場合は、自分なりに管理していくことがより大切ですね。

勤務時間はコアタイムが決まっているのでしょうか?

江崎:10時から16時までで、前後の時間は比較的自由に動けます。

 

宮田:今朝もやってきましたが、私も同じく子供の保育園の送り迎えをしています。

あと夜も割と自由に時間が使えるので、友人と飲みに行ったりもしています。

ちなみに繁忙期以外の時期は、直属の上司は何時ごろ退社されていますか?

宮田: 19時頃には帰っている方が多いと思います。例えば、19時に帰って家で多少仕事をすることもありますが、そこも自由です。

飲みに行くという話もありましたが、プライベートの時間はどう過ごしていますか?

江崎:私は家族との時間を大切にしています。

資産税で有名な笹岡宏保先生のセミナーが定期的に配信されるので、それで勉強もしています。

 

宮田:土地評価を中心に、非上場株の評価方法のセミナーなどを毎年やられています。何十講座もあるので、見応えがあります。

 

江崎:入社2年目になると、希望者は笹岡先生のセミナーを会社の経費で受講できるんですよね。

他にもタクトで働くメリットはありますか?

宮田:会社の立地ですかね。

皇居が目の前に広がるロケーションは、なかなかないですよね。

東京駅にもアクセスが良いですし、立地も他の事務所にはない利点だと思います。

 

江崎:創業者で現在はタクトの顧問を務めている、資産税の第一人者である本郷尚さんの話を聞ける機会が持てるのもメリットですね。とても貴重な経験です。

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自身の意欲や希望でさまざまな活躍ができる

今後のキャリアはどう考えられていますか?

江崎:今後のキャリアについては具体的に考えるというよりも、目の前の案件をこなして経験を積もうと考えています。

いまは提案から実行までを営業のメンバーと一緒にやるというところで経験を積んでいます。

今後、営業を含めてひとりで動いていくことに備えて必要な経験をさせてもらえているわけです。

タクトは、珍しいくらい独立に寛容なところもあります。面接の場でも説明を受けたのですが、自分で見つけたお客様ならそのまま連れて独立するという選択肢もあると聞いています。

 

宮田:今後のキャリアは、営業として活躍できればと思っています。

タクトに入って、相続税の申告はもちろん、コンサルや組織再編などやれることの幅がとても増えたので、入社してからはとても充実した3年間でした。

1人でお客様のところに行って経営者の方とお話する中で、こういうことができそうですね、こんな対策をしていきましょうという話がその場でできるようになってきています。これまで社内外のいろいろな方と仕事をして、現場で学んでできるようになったことです。

いまはそうした営業力を伸ばしていきたいと思っているところです。

 

江崎:先ほど独立の話もしましたが、タクトに在籍しているほうが大きく稼げる可能性もあると思います。

優秀なメンバーやすでに大規模案件を動かしているメンバーとタッグを組むことで、より大きな案件を獲得できる可能性が高まります。成果報酬も含めて、独立して1人でやるのではなかなか関われない案件に携わることができるわけです。

では最後に、タクトへの転職に興味があるという方にひとことお願いいたします。

宮田:レックスに紹介いただいた時に、タクトはけっこうハードルが高めだと聞いていました。

私自身そこはあまり気にならなかったのですが、気になる方もいると思うのでお伝えしておくと、資産税の経験が少なかったこともあり、最初の1~2年は知識の面でついていくのが大変なこともありました。

ただ、聞けば教えてもらえる環境なので、知識を増やして活躍していきたいという意欲がある方であれば、そうしたハードルは問題なく超えられると思います。

 

江崎:税理士として数年の経験があれば、あとはやる気次第だと思います。

さらにいうと、社内には会計士の方もいるのですが、資産税や税務の経験がないところから活躍をされています。

もちろん努力をされたと思うのですが、ゼロベースでもやる気さえあれば活躍できる環境であるというのもお伝えしておきたいですね。

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税理士法人タクトコンサルティング

税理士法人タクトコンサルティング

●設立
1975年 本郷会計事務所を開設
2002年 税理士法人タクトコンサルティングとして発足

●所在地
〒100-0005
東京都千代田区丸の内2-1-1 明治安田生命ビル17F(丸の内MY PLAZA)

●会社HP
https://www.tactnet.com/

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
■公認会計士・税理士・経理の転職サイトREX
https://www.interview-adv.jp/
■株式会社レックスアドバイザーズ
https://www.rex-adv.co.jp/

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