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派遣の顔合わせ=ほぼ採用?顔合わせのポイントも徹底解説

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面接中の女性

「派遣で顔合わせまで進めばほぼ採用」という説があります。これはかなり確度は高いですが、顔合わせをしても不合格になるケースもあります。

今回は派遣の顔合わせ後に不合格になる理由や、顔合わせで押さえたいポイントについて詳しく解説します。

派遣で顔合わせをする=ほぼ採用は本当?

結論として「派遣で顔合わせまで進めばほぼ採用」という説は本当です。

 

顔合わせまで進むというのは、求職者と派遣先の条件が合致していることを示します。

顔合わせは最終的なすり合わせや意思確認の場に近いイメージであり、採用を考えていない人に対しては行いません。

 

この章では、派遣の顔合わせを行う目的や、顔合わせから合否の結果が出るまでの期間について解説します。

派遣の顔合わせを行う目的

派遣の顔合わせを行う目的として、大きく3つ挙げられます。

仕事内容や労働条件等の確認

1つ目は、仕事内容や労働条件等の確認です。

派遣求人や派遣会社からの説明と、派遣先会社が想定している仕事内容・労働条件に違いがないかの最終的な確認を行います。

求職者・派遣元会社・派遣先会社の認識にズレがある場合、顔合わせのタイミングですり合わせをする必要があります。

求職者に関する確認

2つ目は、求職者のプロフィールや経歴の確認です。

一般的な就活面接と同じように、書類だけでは把握できない情報の確認や深掘りが行われます。

お互いの質疑応答

3つ目は質疑応答です。

派遣先会社と求職者がお互いに気になる点を質問し合い、不明点を解消します。

派遣契約を結ぶかの判断に必要な情報を集める上で欠かせない工程です。

 

派遣の顔合わせは、派遣会社を挟んだやり取りや書類だけでは得られない情報を集めるために必要です。

とはいえ採用に対して前向きな人に対してのみ行うため、特に問題がなければ顔合わせのあとにほとんど採用となります。

派遣の顔合わせから結果が出るまでの期間

派遣の顔合わせから結果が出るまでの期間は、3日程度のケースが多いようです。

 

早ければ顔合わせの後数時間以内、もしくは翌日に結果連絡が来るケースもあります。

 

なお、顔合わせから結果連絡までの期間に明確なルールはありません。

1週間以上が過ぎても連絡が来ないケースもみられます。

10日ほど経っても連絡が来ない場合、派遣会社を経由して返事を催促しても良いでしょう。

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派遣の顔合わせ後に不採用となる理由

前章で紹介したように、派遣の顔合わせまで進めばほとんどのケースで採用となります。

 

しかし「ほとんど」と表現しているように、顔合わせの後に不採用になってしまうケースもゼロではありません。

この章では派遣の顔合わせ後に不採用となる理由について紹介します。

派遣先会社が他の派遣会社からも紹介を受けていた

顔合わせまで進んだのに不採用となってしまう理由の1つが、他の候補であった人が採用されてしまうことです。

 

主に、派遣先会社が他の派遣会社からの紹介も受けていた場合に発生します。

派遣社員として必要な人員が1人だけの場合、複数の派遣会社を使っている場合でも採用されるのは1人だけです。

複数の派遣会社からの紹介が同時進行で進んでいると、短期間で複数人と顔合わせをするケースが起こり得ます。

 

このような場合は顔合わせの後に誰を採用するかの検討が行われるため、顔合わせの後に不採用の連絡をする流れになります。

求職者に目立つ問題があるわけではなく、タイミングや相性といったどうにもならない部分が合わなかったための不採用といえるでしょう。

顔合わせでスキル不足やミスマッチが発覚した

書類や事前のやり取りでは採用の有力候補であったものの、顔合わせの場でスキル不足やミスマッチが発覚することもあり、このような場合も不採用になる恐れが大きいです。

 

前章で紹介したように、派遣の顔合わせを行う目的として求職者の経歴確認および質疑応答が挙げられます。

そのため顔合わせの場ではじめて知る情報が登場するケースも少なくありません。

事前情報ではぜひ採用したいと考えていた場合でも、顔合わせによって求める人材ではないとわかることも有り得ます。

 

スキル不足やミスマッチが発覚したにも関わらず採用するのは、派遣先会社はもちろん求職者にとってもデメリットが大きいです。

このような理由から、顔合わせ後に不採用の判断をするケースもあります。

悪印象を与えてしまった

顔合わせの際に派遣先会社へ悪印象を与えてしまったために不採用、となってしまうケースもゼロではありません。

 

顔合わせという短い時間で悪印象を受ける人材を採用するのは、派遣先会社にとって非常にリスクが高い行為です。

そのため悪印象を与えてしまうと、顔合わせ後に不採用となる恐れが大きくなります。

 

顔合わせで悪印象を与えてしまうのを防ぐためには、基本的なビジネスマナーを押さえた上で、一般的な就活と同じような対策をするのが効果的です。

次章で派遣の顔合わせで押さえたいポイントについて紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

派遣の顔合わせで押さえたいポイント

この章では派遣の顔合わせで押さえたいポイントを3つ紹介しますが、いずれも派遣に限らず、一般的な就活でも押さえるべきポイントです。

 

前提として、派遣の顔合わせは一般的な就活でいう最終面接に近い性質を持ちます。

そのため、派遣の顔合わせと一般的な就活面接で押さえるべきポイントに大きな違いはありません。

派遣ならではの特別な要素があるわけではなく、就活面接の基本を押さえるというイメージです。

身だしなみに気を付ける

派遣の顔合わせで好印象を与えられるよう、身だしなみに気を付けましょう。

 

整った身だしなみは、派遣の顔合わせ後に不採用となるのを避けるために欠かせない要素といえます。

 

身だしなみについて押さえたいポイントとして、具体的に以下の3つが挙げられます。

 

  • 服装の指定に従う、指定がない場合はスーツやオフィスカジュアルにする
  • シワ、汚れ、ヨレのない服を選ぶ
  • 派手な髪型や小物は避け落ち着いた雰囲気を演出する

 

第一印象は見た目によって大きく左右されます。

清潔感のない恰好やビジネスの場にそぐわない服装では、派遣先会社に悪い印象を与えてしまう恐れが大きいので、一番気を付けたいポイントになります。

しっかり目を見るよう意識する

派遣先会社の担当者の目を見ることも、顔合わせの場で好印象を与えるために大切なポイントです。

 

派遣の顔合わせは一般的な就活面接よりカジュアルではありますが、就活面接と同じように仕事に対する意欲や人柄のチェックは行われます。

相手と目が合わせずにいると、意欲がない・自信がないと判断されてしまいがちです。

顔合わせを機に悪印象を与えてしまい、結果として不採用になってしまう恐れがあります。

 

目が合うか否かは些細な要素のようで、実は相手へ与える印象を大きく左右する重要な部分です。

特別な対策は必要なく「目を見て話そう」という意識だけで大きな改善が見込めます。

派遣の顔合わせでは相手の目を見て話すことを意識しましょう。

想定される質問の回答を準備しておく

一般的な就活面接と同様に、想定される質問の回答を準備しておくと安心です。

 

派遣の顔合わせで想定される質問として以下の例が挙げられます。

 

  • これまでの職歴に関する詳しい質問
  • 対象の派遣求人を選んだ理由
  • やりたい仕事やキャリアプラン
  • 派遣先に求める条件や環境
  • 派遣先での業務に関するスキルや経験

 

事前に回答を準備しておけば、質問で詰まってしまう・上手く答えられない等、顔合わせで失敗してしまうリスクを抑えられます。

また、しっかり準備したという安心感が自信につながり、緊張しすぎるのを防ぐ効果も期待できるでしょう。

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まとめ

派遣の顔合わせは最終的なすり合わせや意思確認の場に近いイメージであり、採用を前向きに考えている求職者に対してのみ実施されるので「派遣で顔合わせまで進む=ほぼ採用」は正しい説といえるでしょう。

 

ただし、ほぼという表現をしているように、顔合わせまで進んでも不採用になってしまうケースもあります。

不採用になる原因として、タイミングや相性といったどうにもならない理由や、顔合わせで悪印象を与えてしまったというものが挙げられます。

顔合わせ後に不採用になるリスクを最小限に抑えるためには、好印象を与えるためのポイントを押さえることが大切です。

 

派遣の顔合わせを控えている人や、これから派遣の仕事を探そうと検討している人は、ぜひ今回紹介した内容を参考にしてください。

 

Profile レックスアドバイザーズ

公認会計士・税理士等の有資格者をはじめとする会計人材専門特化した人材紹介会社。
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