【税理士試験科目合格】個人事務所から大手税理士法人へ転職！未経験業務に挑戦

転職相談に来られた、20代男性、税理士試験3科目合格者です。
大学卒業後、一般企業に経理職として就職。知人・友人に会計士、税理士が多かった事もあり、当初は自己啓発のつもりで税理士の試験勉強を行っていました。
商学部に在席していた事もあり、会計科目2科目は難なく合格。チャレンジのつもりで受験した法人税も一発合格したことをきっかけに、徐々に税理士としてのキャリアを意識するようになりました。

就職3年目で個人の会計事務所へ転職。相談時は中小企業の税務顧問を10件担当しながら、残り2科目の合格を目指しているところでした。

ご本人のご希望とすり合わせながら、下記をポイントに転職活動を進めていくことに致しました。

• チャンスがあれば大手税理士法人に挑戦してみたい
• 試験勉強との両立が図れる環境
• いずれは国際税務にもチャレンジしたい

個人事務所では業務の幅にも限界があり、税理士としてのキャリアを志して以来、何となく大手税理士法人への憧れを持っていたとのこと。 若手とは言い難くなっている年齢、まだ3科目合格である事、経験が個人事務所のみ、などの要因からチャレンジは難しいだろうとお考えでした。

そこで現在の大手税理士法人の採用基準・マーケット状況などお話いたしました。

20代、法人税を含む3科目合格者であれば過度な実務経験は問われず応募は可能です。現状を理解してくださり、応募へ踏み切りることができました。 TOIECの点数がそう高くないので英語スキルも自信がないとお話されていましたが、面接で大きく突っ込まれる事はなかったようです。

入所後の学習意欲をうまくPRする事でクリアになりました。

結果、応募した大手税理士法人4社のうち、3社に書類通過、そのうち2社から無事に内定を獲得。
どちらか迷われていたものの、国際業務に強そうで、科目保持者が多く所属している部署でオファーを出してくれた税理士法人に転職を決められました。